白ワイン乾杯条例可決へ





山梨県甲州市は27日、同市発祥とされるブドウ「甲州種」から造られた白ワインの普及を目的にした「乾杯条例」案を市議会に提出した。9月24日に可決される見通し。

 市の担当者は「甲州ワインは世界に誇る特産品。日々の乾杯で楽しんでほしい」と話している。

 条例に基づき、市は農家に良質なワイン生産を促し、飲食店には甲州ワインを積極的に扱ってもらう。また、明治時代に地元の若者2人がワイン造りを学びにフランスへ出発したとされる10月10日を「甲州ワインの日」とし、市主催でイベントを企画する。