

http://clicccar.com/2014/02/27/247679/
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今年1月8日に発売されたスズキの軽クロスオーバー「ハスラー」の生産が追いつかない程の売れ行きで、消費増税となる4月以降も高水準を維持出来る見通しと言います
ハスラーの発売当初の月販目標は5,000台。その後目標を大きく上回る受注が続き、現在は当初計画比約4割増の月間7,000台前後を生産している模様。
それでも受注残が積み上がっている状態で、今注文しても顧客の手元に届くのは半年以上先の状況とか。
同車は軽の主力工場である湖西工場(静岡県湖西市)で生産中で、日刊工業新聞によると、5月から早期受注残解消に向けて現状の倍となる1.4万台/月レベルに生産台数を引き上げるそうです。
今後、消費税と軽自動車税の増税によるダブルパンチで軽自動車の販売が40万台程度落ち込むとの試算もある中、スズキは同工場で生産する「スペーシア」や「ワゴンR」の落ち込み分をハスラーの増産でカバーしたい考え。
「ハスラー」は軽とは思えない車両のボリューム感やよくまとめられたバランスの良いエクステリアデザイン、広い室内、豊富なオプションメニュー、そして104.9万円からという魅力的な価格設定がウリ。
同車の好調ぶりを見たダイハツなどライバル各社が同じカテゴリーのモデルを投入して来る可能性も有りそうですが、スズキは他社の追従を許さない構え。
同車の今後の健闘が注目されます。
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マツダ版の車名は「フレアクロスオーバー」、スズキハスラーとココが違う!
マツダの軽自動車ラインナップに、新たにSUVタイプの『マツダ フレアクロスオーバー』が加わります。発売は2014年1月31日より、販売計画台数は500台/月となっています。
ご覧の通り、スズキ・ハスラーのOEMですが、ディスチャージヘッドランプが全車に標準装備されるなど、充実した装備を最初から備えている点、変速機はCVTのみとなっている点などがハスラーとは異なっています。
またボディカラーは、ホワイトルーフに2色(パッションオレンジ、サマーブルーメタリック)、ブラックルーフに1色(フェニックスレッドパール)、モノトーンに4色(パールホワイト、スチールシルバーメタリック、ブルーイッシュブラックパール、クールカーキパールメタリック)という計7色の設定となっています。
グレード構成は、NAエンジン車がXGとXS、ターボエンジン車がXTとなり、それぞれに2WDと4WDを設定します。JC08モード燃費はNA・2WDで29.2km/L、ターボ・4WDでも25.0km/Lと良好なスペックです。
メーカー希望小売価格は、1,285,200円~1,607,750円(2トーンカラーは42,000円高、パールホワイトとスチールシルバーメタリックは21,000円高)となっています。
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