「イジ—アン」と、発音する「エーゲ文明の発祥した」
”エーゲ海”
99%多分、日本人は、御無沙汰だと思いますので、
逆に、「あこがれ」
「透き通るような青い海?」
「奇麗だなあ!」
という感じでしょうが、
まあ、世界一とか、世界トップクラスからは、
少し、落ちる感じですが、
ま、それでも、一度くらいは、この周辺は、行ってみてもよいかもしれません。
乾燥した、あれた地域です。
ま、ご近所周辺のギリシャのエーゲ海周辺や、ギリシャの
多くの島々と、相当似ている地学的な風景です。
話は飛びましたが、
この「シックスセンス」は、
ここ20年、のしてきたブランドで、
私は、どこにも、泊まったことは、ありません。
この周辺が、良いか、悪いか、
初めて行くか、
それとも、南仏や、イタリアや、ギリシャのどこかにするか?
それは、ま、皆様の好き好きによります。
それよりも、このエーゲ海周辺は、
現代ヨーロッパ文明の基礎となる
発祥地ですから、
深い、深い、
ドロッとした、
何百、何千、の戦が、あったところです。
当時の遺跡も結構残っております。
付き合い始めでない、落ち着いたカップル向けかもしれません。
私は、深い、深い歴史が好きです。
ああ、忘れておりました。トルコは、料理は、おいしいです。
中華や、日本食は、だめですが、
地中海料理や、トルコ風ピッツアは、まあまあ、いけます。
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富豪たちがこぞって命の洗濯…「ボドルム」を知っていますか?
6/30(日) 15:00配信
ボドルムのホテル「シックスセンシズ カプランカヤ」のプライベートビーチ。湾内は波もなく人もまばらで、セレブの休日にはお誂え向きだ
世界広しといえども、ビル・ゲイツとチャールズ皇太子、トム・ハンクスがプライベートで鉢合わせする町は、ボドルムをおいて他にないだろう。
バカンスシーズンに突入し、この町には、セレブの中のセレブたちが豪華クルーザーや自家用ジェットで続々と集結し始めている。名だたる著名人が癒しを求めて訪れる地とは、いったいどんなところなのか? エーゲ海と地中海が交わるトルコのボドルム半島を訪れた。
ムーラ地方の港町ボドルム。マリーナに並ぶ豪華ヨットは夏の風物詩だ Photo: Getty Images
スーパーリッチに選ばれし休暇先
「バリやミコノス島、サントロペはもう古い。いま世界で最もホットなリゾートは、ボドルムだ」
米国の経済メディア「ビジネス・インサイダー」は、こう断言する。トルコ南西部にあるボドルムは、陽光降り注ぐエーゲ海に面した港町。ヨーロッパ中のセレブや中東の王族に愛されてきた高級リゾート地だ。
最近では、ウクライナ新大統領のヴォロディミル・ゼレンスキー(じつは大金持ち)が、大統領選に勝利した直後の4月に休暇で訪れ、家族で5つ星ホテルに宿泊している。
ターコイズ・コーストと呼ばれる全長約600kmの海岸沿いには、夏になると豪華ヨットが品評会のごとく並ぶ。昨夏はロシア鉄鋼王の6階建てヨットや、カザフスタンの大富豪が所有する2億ドルのスーパーヨットも停泊した。
グーグル元CEOのエリック・シュミットは、自慢のメガヨット「オアシス号」でやってきた。ビル・ゲイツも毎年のように寄港する。トム・ハンクスやケイト・モスもこの町の常連だ。一昨年はチャールズ皇太子がカミラ夫人とともに休暇を過ごし、同年に訪れたサウジアラビアの王子は1週間の滞在で8000万円を派手に使っていったという。
そんな“知る人ぞ知るリゾート”だったボドルムが、この数年で急激に知名度を増している。
話題のブティックホテル「LUX」や「ニッキビーチ」、マリオットの最高級ホテル「エディション」(2020年に日本にも上陸予定)、さらにはアマンリゾートの「アマンルヤ」といったラグジュアリーホテルのオープンラッシュが続いているからだ、と米「ニューヨーク・タイムズ」紙は分析する。
なかでも旅慣れた富裕層のあいだで注目を集めているのが、2018年5月に開業したホテル「シックスセンシズ カプランカヤ」である。世界の億万長者が愛読する旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」は、ボドルム界隈に林立する5つ星ホテルのなかでも別格と位置づける。
2018年にオープンしたばかりのホテル「シックスセンシズ カプランカヤ」
自然と向き合う「世界ランキング1位のホテル」
シックスセンシズは、自然環境と地域社会との共生を理念に掲げ、ウェルネスに特化したホテルやスパを世界20ヵ国で展開している。洗練と上質を極めながらも地域性を活かした自然派リゾートとして知られ、健康志向で環境意識の高い、いまどきの富裕層に人気が高い。世界的に有名な旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」のホテルランキングでは、2018年に世界一のブランドに選ばれている。
自然派を標榜するだけあって、シックスセンシズが運営するホテルはいずれも辺鄙な場所にある。中国四川省の山奥だったり、岩山に囲まれたオマーンの秘境だったりと、簡単にたどり着ける施設は一つもない。
ボドルム近郊に誕生したばかりの「シックスセンシズ カプランカヤ」も例外ではなく、到着するまでの道のりはちょっとした冒険だ。
イスタンブール空港から国内線に乗り継いで、ミラス・ボドルム空港へ。そこから山道を車に揺られること1時間(ヘリコプターなら10分)。イトスギが生い茂る丘陵地帯は手つかずの自然がむき出しで、こんなところに高級ホテルがあるのだろうかと不安になる。
地中海原産のオレアンダーの花が咲き誇る丘をひた走り、古代オリーブの木立を抜けると、ようやくホテルのエントランスが現れる。
平屋のように見える静謐な佇まいからは想像もつかないが、ロビーの下には4フロア吹き抜けのドラマチックな空間が広がっていた。
だが、それはホテルの入口部分に過ぎない。「シックスセンシズ カプランカヤ」は、3つのプライベートビーチを擁する1万平米の敷地に、141室のゲストルームと分譲別荘地、畑まで備えた一大リゾートなのだ。
広大な土地は、不動産業で財を成したトルコの実業家、ブラク・オイメン(45)が所有している。トルコ人にとってボドルムは「いつか別荘を持ちたい」憧れの地であり、オイメン自身、ヴィクトリアシークレットのモデルだった妻とともに敷地内の邸宅に暮らしているという。
水中指圧を組み込んだアクアセラピー「WATSU」など、最先端の施術を受けられるスパ
富裕層が仕事を休んででも欲しいものは…
エーゲ海を望むロケーションに加え、富裕層を惹きつけているのが、シックスセンシズが特に力を入れている「健康」へのアプローチだ。
ここではトルコ伝統のハマム(蒸し風呂)から、医師監修によるアンチエイジング治療や睡眠指導まで、さまざまな健康増進プログラムが受けられる。いずれもその分野の権威である専門家が設計したもので、NASAが取り入れている体密度測定、プロのアスリートが実施する身体機能テストなど世界トップレベルのメニューを体験できる。
多種多様なチーズ、名産のオリーブなどローカルフードが並ぶ朝食ビュッフェ
一流ホテルなのにミネラルウォーターが買えない!?
食事もウェルネスの考え方に基づいており、施設内のレストランでは、自家農園で育てた有機野菜や地元の魚介を使ったヘルシーな料理が供される。
オリーブの実をはじめ、生産量世界一を誇るヘーゼルナッツやサクランボ、白イチジクなど、滋味あふれる食材が朝食からスナックにまでふんだんに使われる。ディナーのメインを飾るのも分厚いステーキではなく、地中海で獲れたスズキのローストだったりする。
さらには飲料水も地元産にこだわるという徹底ぶりだ。
このリゾートのどこを探しても、市販のミネラルウォーターは見当たらない。客室にはガラス瓶に入った湧き水が用意されている。ミネラル成分豊富で美味しいうえ、ペットボトルを使用しないことで地球環境の保護にもつながるからだ。
こうした環境で過ごすうち、宿泊客は心身ともに、より健全な状態に近づいていくのである。
ビーチでのんびりするだけでもリフレッシュできそうなものだが、富裕層はリゾートに来ても夜な夜な社交に忙しい。バカンスついでに体質改善に取り組んだり、睡眠力向上プログラムを受けたりできれば好都合というわけだ。
リゾートホテルながら本格的なカンファレンスルームも備えているので、会社の研修や国際会議でこのホテルを利用し、到着時よりも健康になって帰っていくエグゼクティブも少なくないという。
青い海に白い家並みが映える。岬にそびえるのはボドルム城 Photo: Getty Images
ここにしかない「究極の贅沢」を求めて
一方で、町に出れば歴史と文化に触れることもできる。
ボドルムは、古くから地中海交易の拠点として栄え、中世には要塞都市として発展した。エーゲ海と地中海を一望する岬には15世紀に十字軍が建設したボドルム城がそびえ、古代七不思議の一つに数えられるマウソロス廟もある。
威厳を感じさせる町でありながら、のどかな田舎の風情を残し、日差しも人々の笑顔もあたたかい。ターコイズブルーの海と白壁の街並みのコントラスト。恵み豊かなローカルフード。富豪たちがヘリやヨットで訪れるボドルムには、そんな魅力があふれている。ゴージャスなシティホテルや、隅々まで開発され尽くしたリゾートにはない究極の贅沢が、そこにはある。
ただし、癒しと健康を実感するには「最低でも5日間の滞在」が望ましいとシックスセンシズのウェルネス担当者は言う(「シックスセンシズ カプランカヤ」の宿泊料金は、夏の間は1泊563ユーロ~だが、9月中旬以降は200ユーロ以上も安くなる)。
外資系ホテルの進出が相次ぐボドルムには、2019年中にバンヤンツリー、フォーシーズンズ、ハイアットセントリックが新たにオープンする予定だ。欧米メディアが盛んに書き立てるように、訪れるなら“サントロペ化”していないいまのうちがベストなのかもしれない。
COURRiER Japon
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190630-00000002-courrier-int&p=3