通行止めのはず…阪神高速でロシア車両が誤走行 首脳らは乗車せず 一般道へ誘導
6/29(土) 12:04配信
G20サミットのため封鎖された阪神高速道路=大阪市中央区で2019年6月27日午前8時34分、代表撮影ヘリから
大阪市で開かれている主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に伴い通行止めになっている阪神高速で、今月27日、警察による警護が付いていないロシアの車両が一時、誤って走行していたことが大阪府警への取材で明らかになった。規制中はパトカーなどで先導された車両しか走行できない決まりだが、在大阪ロシア総領事館のものとみられる車が単独走行していた。府警が詳しい経緯を調べている。
【写真特集】ぎゅうぎゅう…首脳、まさかのすし詰めに
府警によると、27日午後2時10分ごろ、大阪府高石市の阪神高速湾岸線で、中国首脳らの車列を警護していた警察官が、後方を単独で走る車を発見。一時停止させて身元を確認すると、女性運転手が総領事館関係者とみられるIDを提示した。首脳らは乗車しておらず、車を近くの出口から堺市内の一般道へ誘導した。
阪神高速は当時、来日した各国首脳らの移動に伴って一般車両の通行を禁止し、パトカーなどで先導された首脳らの車に限って通行を認めていた。
ロシアのプーチン大統領の来日前で、この車は先に入国した閣僚らとともに走行していた車列から外れたか、誤って高速に進入した可能性があるが、詳しい原因は分かっていないという。【安元久美子、三上健太郎】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000032-mai-soci
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
G20要人警護中の警察車両が横転 巡査長が軽傷 大阪府警
府警によると、事故は27日午後2時20分ごろ、大阪市港区の阪神高速で中国の習近平国家主席らを乗せた車列の警護中に起きた。府警の警察官5人が乗った車両が左カーブを曲がろうとした際、巡査長がハンドル操作を誤って中央分離帯の側壁に衝突し、横転した。巡査長以外の4人にけがはなかった。
習氏らは同日午後に関西国際空港に到着し、市内のホテルに向かう途中だった。事故車両は車列の後方にいたため、他の車両に影響はなかった。【安元久美子】