陛下へのお土産は、オリジナルの”マカロン”?

 

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奥様の実家家族は、5代続く、お菓子屋さんで、オリジナルのマカロンが有名です。

 

フランスでも「ダジャレが流行していました」

 

 

 

 

 

 

 

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マクロン大統領夫妻と昼食会 “ライトブルー”雅子さまの「皇室外交」が本格始動するまで

6/28(金) 6:00配信

文春オンライン

マクロン大統領夫妻と昼食会 “ライトブルー”雅子さまの「皇室外交」が本格始動するまで

天皇皇后両陛下 ©AFP/AFLO

 天皇皇后両陛下は、来日中であるフランスのマクロン大統領、ブリジット夫人と会見され、その後に昼食を共にされた。会見と宮中午餐への雅子さまのお出ましについて、政府は「皇后陛下の御体調に支障がなければ、天皇皇后両陛下での行事となります」と留保していたが、両陛下そろって参加されることになった。

【写真】ライトブルーの雅子さまと、ネイビーのブリジット夫人

 国際親善のための天皇陛下による外国賓客の接遇は、大きな注目を集める。マクロン大統領夫妻は、G20大阪サミットへの出席に先立ち、公式実務訪問賓客として6月26、27日の日程で来日。外国賓客の格式は、5月に来日したトランプ大統領夫妻は「国賓」、マクロン大統領夫妻は「公式実務訪問賓客」、その他に「公賓」として来日する外国の王族や政府のトップに分かれ、天皇陛下はこうした人々と会見される。

雅子さま ライトブルーのスーツはクールな印象

 この日、両陛下はマクロン大統領夫妻を皇居・宮殿の南車寄せで出迎えられるより30分ほど前に、半蔵門を通過された。雅子さまの表情に緊張の色はなく、落ち着いた笑みを浮かべられていた。ライトブルーのスーツをお召しになっていて、ジャケットの立ち襟のようなデザインが色とマッチして、クールな印象だった。

 トランプ大統領夫妻に対する接遇に続いて、「皇室外交」がいよいよ本格始動している。これは、両陛下の悲願だったと言って過言ではないだろう。

 天皇陛下は、昨年9月に単独でフランスを公式訪問されている。雅子さまは訪問日程が長くハードなものであることなどを考慮して、訪問を見送られたことから、マクロン大統領夫妻とお会いになる機会を待ち望まれていたのではないだろうか。

 マクロン大統領は高校時代に、演劇部の顧問だった教師・ブリジット夫人と出会ったことはよく知られている。ブリジット夫人は当時既婚だった。マクロン大統領は高校を転校したものの、29歳で結婚。ブリジット夫人は24歳8カ月年上という「歳の差婚」であることも、大統領就任当初から日本でも話題になった。そういった意味でブリジット夫人は、自分らしい生き方を貫いた女性の一人と言えるだろう。

 今年2月の誕生日会見で天皇陛下は「雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし、このグローバル化の時代にあって、国際的な取組など本人だからできるような取組というのが、今後出てくると思います」と雅子さまの海外経験について強調されていた

 

 

「伝統的な皇太子妃の在り方」と「自分らしさ」のバランス

 雅子さまは、1996年の誕生日会見で「伝統的な皇太子妃の在り方というものと、それから自分らしさというものを、どのように調和なり、バランスの良い接点というものを見いだしていくかということについては、その時々で苦心もいたします」と胸の内を明かされたことがある。これは、雅子さまが初めてお一人で臨まれた記者会見でもあった。

 皇太子時代の天皇陛下と雅子さまにとって、外交などの活動へ専念される前に、お世継ぎ問題が立ちはだかっていたことは否めない。それが結果として、2004年5月の「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」といういわゆる“人格否定発言”につながった一因とも言える。

 2002年12月、お二人は約8年ぶりの外国親善訪問(ニュージーランドとオーストラリア)を果たされた後、「雅子についても外交官として国際的な仕事を志していたことから考えて、何年もの間、外国への親善訪問ができなかったということは辛いことだったと思います。その意味でもとてもよく辛抱したと思います」(2003年2月、誕生日会見)とまで陛下は述べられた。

「伝統的な皇太子妃の在り方」と「自分らしさ」のバランスとは、雅子さまにとって永遠のテーマとも言えるのではないだろうか。それはファッションからも垣間見えることがある。

 例えばパンプスについて、これまでの雅子さまは安定感のあるヒールで、革のフォーマルなタイプを選ばれることが多かったように思う。雅子さまは身長が高いため、陛下より目立ってしまわないようにという配慮もあったのかもしれない。

 それから、学習院初等科2年生だった愛子さまが不登校のような状態になられ、その後雅子さまのお付き添いが続いた時期、現場で取材をしていた私は、ネイビーやダークグレー系のパンツスーツ姿の雅子さまをよくお見かけした。この頃、ある学習院関係者は「お母さま方の中に、パンツスーツで学校にいらっしゃる方が増えた」と苦言を呈していたことを思い出す。学習院の保護者にはネイビーのスカートやワンピースを着ている人が多かったのだが、パンツスーツ一つとってもこのような意見が出るのか、と驚いたものだ。こうした風当たりは、皇太子妃としての公務の場合も様々にあったのではないかと想像する

 

 

 

公務でパンツスーツをお召しになった皇后雅子さま

 長期療養中である雅子さまは、新しいお召し物を次々とお作りになるわけではない。だが、トランプ大統領夫妻との会見でお召しになっていたポインテッドパンプスや、宮中晩餐会でのシースルージャケット、愛知県ご訪問でのパンツスーツなど、近頃の雅子さまのファッションを拝見していると、「自分らしさ」のヒントを見つけられつつあるのではないかと思うことがある。

若い母親らしき人たちからの「両陛下だって!」

 6月21日、両陛下は東京都港区立麻布保育園を視察された。皇太子時代から続けられている「こどもの日」にちなんだ訪問だったが、即位関連行事などのためこの時期になったという。園児が買い物ごっこをする様子を見学され、両陛下も加わって、お店に並ぶ紙でできた野菜や果物をご覧になりながら、陛下は「何がおすすめですか」、雅子さまが「うちの愛子にも見せますね」と声をかけられたという。保育園の職員は「子供たちは、お二人が和やかな雰囲気で優しく接してくださったので、とても自然な様子でした。子供の動作一つひとつに微笑んでくれました」と話していた。

 2017年5月、同じく「こどもの日」にちなんで東京都新宿区立四谷子ども園を訪問された日は、雅子さまが風邪のため欠席され、天皇陛下お一人での訪問だったこと、どことなく所在なげなご様子だったことを思い出す。今回、両陛下が麻布保育園を後にされる時、通りがかった若い母親らしき人たちからの「両陛下だって!」という声と口コミが広がっていき、あっという間に100人ほどが集まった。両陛下は車両へ乗り込まれる前に、人々を振り返りながら笑顔で手を振られていた。

 ご結婚満25周年に際しての文書回答では〈最近の世の中では、時代の変化に伴って、家族のあり方も多様化してきているように見受けられますが、その中にあって、それぞれの家庭が幸せであり、中でも子ども達が、それぞれ自らの可能性を信じて、幸せに成長していくことができる社会でありますようにと、いつも願っております〉と綴られた雅子さま。「伝統」と「自分らしさ」の狭間でどのような活動をなさるのか、今後も注視していきたい。

佐藤 あさ子

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190628-00012551-bunshun-soci&p=3