乃木将軍、少年に2円也 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

昨日はJR渋谷原宿駅からJR渋谷駅まで歩きました。本日は後編として乃木将軍旧屋敷を紹介しましょう。

東京都港区赤坂に日露戦争で旅順陥落で知られる乃木希典将軍の旧屋敷が有ります。 東京メトロ青山一丁目駅から渋谷方面に徒歩10分ほどの所です。

乃木旧家

乃木旧家

乃木希典将軍の旧屋敷です。乃木将軍は長州藩士。日露戦争では陸軍大将として旅順(中国大連市の港湾地区)を攻略しました。

この屋敷は将軍がドイツ留学中に見たフランス軍隊の建物を模範としたそうです。

乃木将軍


乃木将軍が陸軍少将の時代、用務で金沢を訪れた折の事、将軍は偶然に当時8歳の今越清三郎少年に出会いました。

今越少年は辻占売りを営みながら家計を支えていました。この姿に感銘した乃木将軍は金2円也をこの少年に与え励ましたそうです。

今越少年はこの恩を忘れることなく努力を重ねて、貴金属業で世界に大きな実績を挙げたとそうです。
       


        

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