西行法師「心なき身にもあはれは・・・・」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

神奈川中郡県大磯町に「鴫立沢」が有ります。

本日はその「鴫立沢」をレポートしましょう。


      シギ科のイソシギ



鎌倉初期の歌僧・西行法師がこの地で、


 心なき身にもあはれは


   知られけり


 鴫立つ沢の秋の夕暮


と詠みました。



鴫立沢


西行が歌を詠んだその場所が史跡「鴫立沢」として現在に残されています。史跡には案内人が常駐していて親切な解説をしてくれます。



鴫立沢


現在の「鴫立沢」です。幾分少ない量ではありますが、沢には水が今も流れ、往時を思わせます。



鴫立沢


西行法師の歌碑が建てられています。



鴫立沢


「鴫立沢」には江戸時代の俳人松尾芭蕉も旅の途中のこの沢に寄りました。「鴫立沢」は、大磯の海岸通りの国道一号線の際に在ります。「鴫立庵」の交通標識があります。


この鴫立沢」にしばし足を止めれば、遠い縁の世界に飛ぶことが出来ます。


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