ティファニーで朝食を | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

米のオードリー・ヘップバーンは映画女優として華麗な活動を行い多くの業績を残しました。私はオードリーの主演作にして、大女優の階段を登るキッカケと成った「ローマの休日」
(1953)に多くの思い出を持っています。同作品は、私のイタリアの旅のガイドとして大変参考に成ったからです。

そのオードリーも亡くなってから今年で21年が経過しました。63歳の早い他界でした。(1929-1993)


コーヒーショップ


コーヒーショップ

 
街で見かけたコーヒーショップのウインドーを見ると、3人の男女がそれぞれ、ビールにお茶にジュースを楽しんでいます。昼下がりの一時を寛いでいるようです。私はこの光景から、オードリーのもう一つの代表作「ティファニーで朝食を」(1961)を思い出しました。

コーヒーショップ


しかし、よくよくウインドウを眺めると、(本日は)「CLOSE」の1枚の札が見えます。

店が閉まっているのに、お客がお茶を楽しんでいる。

この矛盾した光景に当惑しました。

ところがですよ、このお茶を楽しむ3人の男女はガラスのウインドウに描かれたものでした。

このアイデア中々洗練されたセンスを感じます。私はこの趣向に好感を持ちました。



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