昨日のギリシア・イドラ島体験記に続き、私のギリシア・デルフィの旅行記を紹介します。
ギリシアの首都アテネから北西へ180キロほど。そこに「アポロン神託」の聖地として知られた古代ギリシア宗教の中心地のデルフィが在ります。
この神託は紀元前6世紀ごろ、アポロン神殿で盛んに行なわれました。デルフィのアポロン神託の予知能力は極めて信頼性の高いものだったようです。
建立 紀元前4世紀
とうじ、神託は神の絶対のお告げであり、国家の重大政策さえもこの神託に従いました。この名声を伝え聞いた多数のポリスの代表や民衆がギリシヤ各地からこの地を訪れました。
デルフィ野外劇場跡(アポロン神殿の北西)
紀元前4世紀の建立
ご神託のご利益に衷心から感謝した人々やポリスは、数々の宝物の類を奉納品としてお供えしました。
その沢山の奉納品を納める蔵が多数建てられ、デルフイは
大いに繁栄したそうです。
古代ギリシヤ人は、この聖地を地球の中心と考え、
その標として大地のヘソ(地球の中心の標石)をアポロン
神殿に設けました。
現在はデルフィ博物館に在る。
この大地のヘソは、当時アポロン神殿に在っりましたが、
現在は麓のデルフィ博物館に収められています。





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