米・奴隷制度が「風と共に去りぬ」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

久しぶりにTSUTAYAでDVDを借りて、アメリカのハリウッド映画「風と共に去りぬ」を観ました。スカーレット・オハラを演じたヴィヴィアン・リーの可憐さとわびしさの複雑な表情に心を奪われた次第。

原作は1936年に出版された、マーガレット・ミッチェルの大ベストセラーの映画化です。

改めてハリウッド映画のイーストマンカラーを堪能しました。

「風と共に去りぬ」の主題は、南北戦争(1861-1865)で南部が敗れ、その戦争の終わりとともに南部の奴隷制度の文化が終わります。奴隷制度により栄えた南部の文化も終わりました。名残の豪邸が今も残されているようです。

「風と共に去りぬ」は、「奴隷制度が去りぬ」ことです。

この「風と共に去りぬ」の日本語翻訳は森瑶子(1940-1993)さんです。1992年に出版されました。その出版は奇しくも森瑶子さんが亡くなる一年前でした。、

森瑶子さんは「終わりの美学」を著していますが、その著作の中に、風と共に去りぬ」の後編である「スカーレット」をご自身で著したかったと書いています。

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