原作は1936年に出版された、マーガレット・ミッチェルの大ベストセラーの映画化です。
改めてハリウッド映画のイーストマンカラーを堪能しました。
「風と共に去りぬ」の主題は、南北戦争(1861-1865)で南部が敗れ、その戦争の終わりとともに南部の奴隷制度の文化が終わります。奴隷制度により栄えた南部の文化も終わりました。名残の豪邸が今も残されているようです。
「風と共に去りぬ」は、「奴隷制度が去りぬ」ことです。
この「風と共に去りぬ」の日本語翻訳は森瑶子(1940-1993)さんです。1992年に出版されました。その出版は奇しくも森瑶子さんが亡くなる一年前でした。、
森瑶子さんは「終わりの美学」を著していますが、その著作の中に、風と共に去りぬ」の後編である「スカーレット」をご自身で著したかったと書いています。
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