どくとる北杜夫さん | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

「どくとるマンボウ航海記」で著名な精神科医にして作家の北杜夫さんがこの10月24日に亡くなられたのニュースに接しました(10/26 朝のNHKテレビ)。

享年84歳。


北杜夫さんの兄の斎藤茂太さんが亡くなられたのは、2006年11月20日(享年90歳)でしたから、その5年後に、兄の後を追われたことに成ります。


北杜夫さんはアララギ派の歌人の斎藤茂吉(1882~1953)を父としました。斎藤茂太さんと北杜夫さん兄弟共に、精神科医でありながら文学に精を出されました。


北杜夫さんの「どくとるマンボウ航海記」は船医として世界各地を回られた時の貴重な体験記でした。


北杜夫さんは、斎藤茂吉の子であることを伏せて、出身大学の東北大学の在る「杜の都」(仙台)に因んで杜夫とされたようです。



北杜夫さんのご冥福を心からお祈りします。



ハートアメーバううっ
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