現在はデジタル・一眼レフカメラの全盛時代です。その一眼レフカメラの祖先にフイルム使用の二眼レフカメラが有りました。戦後、日本でもリコーとかミノルタで盛んに製造されましたが、世界的に有名なメーカーは1920年創立のドイツのローライ社でした。
二眼レフカメラの特徴は、ピント合わせのレンズとフィルムに露光のレンズが独立しています。そのお陰で、シャッターを切った時の瞬きが有りません。
ローライフレックス2.8F(1960年)
上のレンズがピント合わせ用
下が露光用レンズ
フイルム装填の様子
(横浜みなとみらい「日本丸」)
フィルムはブローニフィルム(120フィルム)を使用します。有り難いことに、現在でも富士フィルムから販売されています。
このカメラで困る事は、重いことです。1.2キロ程有ります。この重さは肩にズシリと来る重さです。ボデーは、肉厚のアルミダイカスト製ですから、この重さは已むなしと言うべきか。しかし存在感が有ります。

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