今夜の8時からNHKの大河ドラマ「お江」が有ります。「浅井三姉妹」を中心にドラマは展開しています。浅井氏は琵琶湖の湖畔(北近江)の戦国大名です。
浅井氏は、浅井長政の時代に織田信長と親交を結び、最盛期を迎えました。しかし、織田信長と対立関係にあった越前の朝倉氏 と行動を共にして姉川の合戦で信長に大敗、1573年に滅亡しました。
その浅井長政に4人の子供が居ました。母は信長の妹のお市の方でした。姉川の合戦で勝利を得た、信長はお市の方と4人の子供を助けだしました。
その4人の子供の内、男児は殺されましたが、3人の女児は命を助けられました。茶々、初、江(ごう)の3人でした。
その後、本能寺の変で織田信長が非業の最期を遂げますが、お市の方は、秀吉と反りの合わなかった北陸の柴田勝家のもとに3人の子を連れて嫁ぎます。
秀吉と柴田勝家は、対立、賤ヶ岳の合戦で、勝家は敗れ、北の庄で自刃します。秀吉の本心は、お市の方も助けたかったようです。秀吉はお市の方に横恋慕していましたからね。
しかし、秀吉の願いをよそに、お市の方は、勝家に殉じました。3人の女児は助け出されました。
こうしてみますと、浅井三姉妹は、二回も戦火を経験しその戦塵の中から救い出された類稀な運命の人でした。
それでは、ユックリ、ドラマ「お江」を観る事にしましょう。