童謡 「夕焼小焼」の作詞者、中村雨紅の里を訪ねました。
この里は、雨紅の故郷である東京都八王子市上恩方町に有ります。
中村雨紅は明治30年に、現在の八王子市上恩方に生まれ、東京の日暮里の教職時代から児童の情操教育のために童話・童謡の執筆を始めました。雨紅の童謡「夕焼小焼」が掲載された「文化楽譜あたらしい童謡その一」が大正12年に文化楽社から出版されました。
ところが、大正13年の関東大震災でその殆どが消失、わずかに十数部が焼け残り、「夕焼小焼」が歌い広がりました。
中村雨紅 展示ホール
夕やけ小やけの「ふれあいの里」
中村雨紅は、勤め先からの帰り道の3里ほどを歩きながら、童謡 「夕焼小焼」を作詞しました。
夕焼小焼で 日が暮れて
山のお寺の 鐘 が鳴る
お手々つないで 皆帰ろ