3月22日夕刻、東京、八王子、横浜のソメイヨシノの開花宣言がなされました。満開は1週間後の今月末頃でしょう。
ところで、天気予報の解説で、この桜の代表的な種のソメイヨシノが、全国すべてのDNAが同じだということを始めて知りました。DNAが同じですから、ソメイヨシノはクローン植物だと言えます。
この情報を得て、私が更に掘り下げて調べて見ました。
その得られた情報を紹介します。
ソメイヨシノは、バラ科の落葉高木ですが、江戸末期に東京の染井村(東京豊島区)で売り出されたのでこの名前が有ります。
遺伝子のDNAが同じですから、日照時間、温度などの条件が揃えば、一斉に開花するのがこの桜の特徴です。
ソメイヨシノは種子が育ちませんから、繁殖は挿し木、取り木、接ぎ木で行います。全国のソメイヨシノはこの方法で繁殖拡大してきました。
ソメイヨシノは、江戸末期に作られた訳ですから、1868(明治元年)から数えて142年もの間、人の手を介して営々と繁殖を続けて来た事に成ります。

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