★ソメイヨシノはクローン植物だった! | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

3月22日夕刻、東京、八王子、横浜のソメイヨシノの開花宣言がなされました。満開は1週間後の今月末頃でしょう。


ところで、天気予報の解説で、この桜の代表的な種のソメイヨシノが、全国すべてのDNAが同じだということを始めて知りました。DNAが同じですから、ソメイヨシノはクローン植物だと言えます。


この情報を得て、私が更に掘り下げて調べて見ました。

その得られた情報を紹介します。


真空管のアナログ世界に魅せられて-弘明寺桜
横浜弘明寺の桜(09-04 撮影)


ソメイヨシノは、バラ科の落葉高木ですが、江戸末期に東京の染井村(東京豊島区)で売り出されたのでこの名前が有ります。


遺伝子のDNAが同じですから、日照時間、温度などの条件が揃えば、一斉に開花するのがこの桜の特徴です。


ソメイヨシノは種子が育ちませんから、繁殖は挿し木、取り木、接ぎ木で行います。全国のソメイヨシノはこの方法で繁殖拡大してきました。


ソメイヨシノは、江戸末期に作られた訳ですから、1868(明治元年)から数えて142年もの間、人の手を介して営々と繁殖を続けて来た事に成ります。


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