地球温暖化対策に有効で、農作物の増産にも貢献してくれそうな情報を得ました。(このニュースソースは、12/10日のラジオニュースです)。
植物の葉には気孔が有り、その気孔から二酸化炭素を取り入れて光合成しますが、植物に与えると葉の気孔が増えるホルモンを、京都大、石川県立大などのチームが発見したそうです。
同研究チームは、シロイヌナズナの葉の表面に気孔が作られる過程にかかわる複数の遺伝子をしらべ、気孔の増減をつかさどる遺伝子を特定。この遺伝子が作るホルモンを「ストマジェン」と名付けました。
この「ストマジェン」の溶液に、発芽したばかりのシロイヌナズナを3日ほど浸すと、気孔が数倍に増えたそうです。
地球温暖化対策には、
1.二酸化炭素を出さない、
2.空中のCO2を固定して、地下に埋める。
3.緑を増やす。
この対策に加えて、植物ホルモンにより効率的にCO2を吸収させる4方面作戦が、大変効果的な作戦と思われます。
この京都大、石川県立大などのチームの研究が進み、益々発展してほしいものです。