★戦国知将 石田三成 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

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私は、豊臣恩顧の武将、石田三成に興味を持っています。

三成は私利私欲ではなく、純粋に豊臣家の再興を願って関ヶ原で闘い、惨敗、刑場の露と消えた人物です。

 ★関ヶ原の合戦・・・東軍徳川 Vs.西軍の合戦(1600)。


三成は、その関ヶ原から密かに落ち延び、土民のいでたちをして伊吹山のとある洞窟に身を寄せている所を徳川方に捕らえられました。


三成は、家康により京都三条河原で処刑されたわけですが、檻に閉じこまれ刑場へ引かれていく途中、三成は、一杯の湯を所望しました。


護送の役人は「湯はないが、干し柿なら有る、これを食べよと」檻に投げ込みました。ところが三成は、毅然として「柿は痰にわるい」と一喝したと言います。


役人は、大いにあざけりました。「今将に刑場に曳かれ処刑される者が、痰にわるいとは笑止千万」と笑いました。


ところが、三成は、


「下郎っ!大志有るものは、命果てるその時まで、生きる事を諦めぬものだっ」


と一喝したと言います。


三成は、戦国の武将ですから、合戦に破れ、囚われの身になる位なら、潔く自害する方法も有った筈です。しかし、三成は、それを選びませんでした。


知将三成が命有る限り最期まで諦めない精神には、現代に生きる私達にも教訓とすべき点があると思います。


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