現下は、イランと北朝鮮が核兵器開発疑惑で、世界に戦慄を誘起しています。しかし、その核兵器たる原爆の洗礼を受けたのは、世界で日本だけです。
1945年(昭和20年)8月6日・・・・・広島に
1945年(昭和20年)8月9日・・・・・長崎に
原爆が投下された当時、長崎医大には、永井隆先生が放射線科に勤務されていました。先生は被爆、放射線障害が出る中、被爆患者の治療に専念されました。
原爆投下で夫人が亡くなりました。
先生は、敬虔なカトリック信者でした。
カトリック信者としての生活記録を残されました。
「長崎の鐘」
「この子を残して」
の命の記録を残されました。
後に、木下恵介監督(1912~1998)により、
「この子を残して」が映画化されました。
私は、この映画を観ました。今でも胸が熱くなったのを覚えています。私の長崎の旅で、この思いを更に強くしました。
