◆子供のころの夢はね・・・。 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

ブログネタ:子供の頃の夢 参加中


私は、子供のころ電車の運転手に憧れた。
この事はルームにも書いたし、プロフィールにも書いた。

私の故郷は、丹波篠山だったので最寄の都会といえば神戸か大阪だった。

小学生の4年生か5年生ころだと思うけど、神戸に職を持つ父に連れられて、度々神戸に出掛けた。

私はそのころから電気で動く模型を作ったりしていた。とにかく電気が好きだった。だから電気に関係する職業に憧れた。

丹波篠山から阪神方面に出るには、JR福知山線で大阪~神戸のルートも有った。

しかし、父は、いつもJR福知山線を三田で下車、神戸電鉄に乗り換えて神戸に出るコースを取った。そのコースは途中緑の山の中を縫うように走る。


父は、なぜこのコースを取っていたのかは未だに分からない。このルートは車窓の景色は緑がいっぱいで、まるで樹木草木の中をかき分け走るようで、その圧倒的な美しさに感動する。


私は、その電車に乗るときは、いつも運転手席の後ろに立ち、まるで自分が運転している気分に成った。

その電車がたどるコースは、遠く源平合戦で義経のたどったコースでも有った。


神戸電鉄

「ひよどりごえ」の駅も有り、歴史を彷彿とさせてくれた。

私は結局、大人に成っても電車の運転手には成らなかったが、帰省の時はいつも、この電車を利用することにしている。

子供のころの甘酸っぱい思い出が一杯で、しばし夢の中を彷徨う。そうして、幸せな境地に浸らせてくれる。

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