私のコレクションの中から「蛇腹カメラ」のことを書こうと思い立ちました。しかし、「蛇腹」の意味が伝わらないかと思い、少しばかり気掛かりです。
現在のデジカメは、レンズが自動的に動いて適正な焦点を決めていますが、この蛇腹カメラでは、レンズを前後に移動させ焦点を合わせます。また、折りたたんでコンパクトに出来ます。簡単なファインダーが付いています。
F 6.3 シャッター T B 25 50 100
絞り 3.2~11
コダック社の「蛇腹カメラ」の正面
蛇腹カメラを折りたたんだところ
蛇腹カメラは、折りたたむとコンパクトに成るので持ち運びに大変便利だった。この蛇腹は、柔らかい鹿の皮で作られているが、一個でもピンホールが開けば光が入り、カメラとして使用出来なくなる。
使用するフイルムはブローニーフイルム(6cm幅)を使用する。幸いこのタイプのフイルムは、今でも富士フイルムで製造販売されている。
当時のカメラの値段まで書かれている