■名機二眼レフ 「ローライ」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

ドイツの詩人ハイネ(1797~1856)の「ローレライ」という一編の詩をご存知でしょうか?船乗りが、ドイツのライン河にそそり立つ崖の上に座る美しい妖精に見とれるうちに、激しい渦に巻き込まれてしまう物語です。


私が紹介しようとしている二眼レフカメラの命名は、このハイネの詩から来ています。今でこそ一眼レフデジタルが大人気ですが、このカメラはレンズが2個ついています。銀塩フイルムを使用します。


二眼レフ

ドイツ製の「ローライフレックスカメラ」

シャッターMax500分の1 F2.8

(カメラ 1960年代製)


上側のレンズが、ファインダー用のレンズで下側がフイルムに露光する為のレンズです。写す像は、スリガラスに映ります。


ミラー
スリガラスに映し出された像

この像を見ながらピントを合わせシャッターを切る


ブローニーフイルム

このカメラに使用するフイルム(ブローニー6×6 版)


このカメラの製造会社は、1920年創立のドイツのローライ社(rollei)です。このローライ社は、創立以来一貫して二眼レフカメラを製造して来ました。このローライ社は現在も存在しますが、一眼レフカメラとかコンパクトカメラを製造しています。


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