■敵対的買収対抗策 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

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「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

この前も書きましたが、

NHK総合の連続テレビ小説「どんど晴れ」の物語の中で、外資による敵対的買収を仕掛けられています。


作者は、この買収されようとしている、老舗旅館を、如何なる方法で、買収に対抗するのかは今の所明らかに成っていません。興味の有るところです。


私が、作者の立場(老舗旅館の立場)で、考えた時、

その対策策は次の方法があります。


1.新株発行をして、買収者の持ち株比率を下げる。

2.買収で解任される役員に大量の退職金を出す。

3.自社を友好的な会社に買収してもらう。

4.資産を別の会社に売却する。

5.敵対的買収を仕掛ける相手を買収する。

6.??


後は、作者(脚本家)の物語の展開次第ですが、私の予測としては、「1」の方法は、物語では既に、相手に50パーセントの株式を保有されていますから困難ですね。

大量の株式の発行により資本を希釈します。


「2」と「4」も、旅館の存続を前提に考えていえる訳だから有り得ない。


残るは、「3」の自社を友好的な会社に買収してもらうが、妥当と思います。


しかし、「5」の相手を買収する方法も実現性が有ります。

もしも、この方法が実現すれば胸のすくような天晴れな方法ですね。


私は、この「どんど晴れ」の作者は、企業買収とか、企業買収防衛策について、相当研究されているように思います。


更に、作者は、人間の「情」をテーマーにしていますから、予想もつかない思いがけない方法で、この苦境の老舗旅館を守るかも知れません。


(参考)

 買収防衛策

  1、の方法は「ポイズンピル(毒薬条項)」

  2、〃 〃  「ゴールデンパラシュート」

  3、〃 〃  「ホワイトナイト(白馬の騎士)」

  4、〃 〃  「クラウンジュエル」

  5、〃 〃  「パックマン・ディフェンス」


と言います。


この前の、NHK総合テレビの企業ドラマ 「ハゲタカ」 では、

「ゴールデンパラシュート」が描かれていましたね。

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