■京都五山の送り火 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

今日は「京都五山の送り火」の日でした。「大文字」、「左大文字」、「舟形」、「妙法」などの文字が夜の京都に、美しく浮かび上がりました。


関東では、7月にお盆行事が行なわれますが、京都など関西では、8月に行なわれます。今宵はお迎えした仏を寂しさのあの世へ静かに送る日です。


日本人の美しい心が満ちています。


今日、NHKテレビの番組で、「京都五山の送り火」の生中継をしていました。私は、ひとしきり厳粛な気持に成りました。


大文字

送り火は、仏をあの世へ送る灯火なのです。京都では、この行事に協力して、夜8時前後の時間は、京都タワーも明かりを消し、一般家庭でも協力するようです。


京都五山は、禅宗で最高の寺格を示す寺院の呼称です。京都では、鎌倉時代に、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺と決められています。


鎌倉でも、鎌倉五山が決められています。建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺の五山です。いずれも禅宗です。


お盆には、大抵の企業はお休みにして従業員達は、其々にお土産などを持参して郷里に帰る習慣が定着しています。


郷里では、元気な顔を見せて親孝行をしたり、先祖のお墓参りをしたりします。盆踊りを楽しんだりもします。日本に馴染んだとてもいい習慣だと思います。