今夜の大河ドラマ 「風林火山」 には、思わず張付いて観てしまいました。村上軍と晴信の闘いは凄まじかったですね。
今回のドラマは、越後の景虎の動静を交え、戸石城の闘いを中心に展開されました。晴信は上田原の闘いにつぐ2度目の痛い敗戦でした。俗に「戸石崩れ」と言われています。
ところで、ドラマに、信玄の花押(かおう)が出て来たように思いましたが、花押とは、一筆書きのようで、何んともその姿が美しいものです。
日本独特のサインである花押は、欧米のサインに相当する性格のものです。共に文書等が、本人の書いた本物である事を証明するものです。
日本では、平安時代中ごろから花押を重要な文面末に、本物(本人)である証拠に書く習慣がありました。
日本の武将の花押
現在では、余程の事でないと花押は使用されませんが、よく似たものに芸能人のサインがその名残を残しているように思います。
欧米では、大切な書類とか手形にはサインが使用されるのが普通です。ところが日本では、銀行口座開設、役所の各種届、出生届、結婚届等々には、全てハンコが無くては何も出来ません。
日本では、花押の習慣が有りましたから、サインでも良さそうなものですが、日本ではサインは定着しませんでした。
その理由は、日本の花押は、容易に他人に真似られ無い目的で、複雑な書き順とか姿形に成っていたからのようです。花押は芸術的な香りさえ有りました。
たとえ保管とか持ち歩くに不便でも、花押に比べたらハンコの方が、余程扱い易かったのでしょう。ここに「ハンコ社会日本」が確立したようです。
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