★日中互恵関係 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

訪日中であった温家宝・中国首相は、本日午後、大阪空港から中国に向け、帰国の途に就きました。


国会に於ける同首相の異例の演説とか、京都にて、裏千家家元からお茶を振舞われたり、京都の大学生と野球を楽しむなど、日中友好の架け橋として、大きな足跡を残す事に成りました。


思えば、安倍内閣が、昨年9月に発足しましたが、安倍首相は、その足で10/9日、韓国と中国を電撃的に訪問しました。本来であれば、アメリカへの訪問が先かと大方の予想でしたが、そうでは有りませんでした。


昨年10/9日午前には、北朝鮮が、地下核実験実施の発表で、世界が揺れたその日に、安倍首相の韓国・中国の訪問は、偶然の出来事で有ったとは言え、大変タイミングが良く、日本と両国間の融和に大変貢献したと思います。


小泉首相の靖国神社参拝で、凍りついていた外交的問題が、安倍首相の訪問で、中国首相の日本訪問の気運はその時から静かに育ち発展していたものと思います。


温家宝・中国首相が、マスコミの前で話した、「氷を溶かす旅・達成」 の言葉は、大変意義深い言葉ですが、日本と中国・韓国間の底流には、今なお難しい問題が残されています。


いうまでも無く、歴史問題とか、東シナ海のガス田問題などが残されており、全てが融和ムードだけでは済まされない難しい問題が残されたままです。


少なくとも、安倍総理に於いては、小泉内閣の轍を踏むことなく、靖国神社参拝などで傷口を更に広げることの無いように配慮して欲しいものです。