- VOiCE Newtype (ボイスニュータイプ) 2007年 04月号 [雑誌]
- ¥980
- Amazon.co.jp
- Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2007年 05月号 [雑誌]
- ¥980
- Amazon.co.jp
- 八犬伝-東方八犬異聞-(5)/あべ 美幸
- ¥550
- Amazon.co.jp
私は、電気など科学技術に関心があります。と言っても歴史とか、文学その他についても、私の大変興味有る分野です。私は、今まで多岐に亘る分野で書いて来ました。
今日は、建物の窓ガラスとか眼鏡のレンズ、自動車でお馴染のガラスについて書きます。ガラスは電気製品の液晶テレビとかプラズマテレビにも使われ、欠かせない部材です。
ガラスは、紀元前3000年前から存在したと言われています。日本では、大和朝廷の古墳時代にも存在したそうですから、驚きです。しかし、当時のガラスは、勾玉(まがたま)などの宝飾品として首飾りなどに使用されていました。
現在のガラスについては、建築資材にとどまらず、自動車とか、前述の液晶テレビなどの工業製品に幅広く使用されています。
ところで、ガラスは、
「割れるもの」 が、
一般の認識であり、それがガラスの弱点でも有りました。
そこで、今まではガラスを強化する為に、自動車のフロントガラスの如く、樹脂のサンドイッチ構造にしたり、建築用の窓ガラスでは、厚みを増すことで、強度を保ってきました。
ところが、このほど、旭硝子の研究所で、
「割れないガラス」 が、
開発されたと言う技術情報を得ました。ナノテクノロジー技術(超微細技術)を突破口に開発に成功したそうです。
このガラスを液晶テレビに使用しますと、ガラスの厚みを薄く出来ますから、その重さが現在の半分ほどに成る計算です。現行の液晶テレビは、標準の大きさの32型で、22キログラム程有りますが、割れないガラスでは、10キロほどの重量に成ります。
重さが半分に成る事は、ガラスの材料が少なくてすみますから、液晶テレビそのものの価格も下がる事になります。プラズマテレビでも同じことが言えます。
住宅でも、窓ガラスを薄く出来ますから、安くて丈夫な住宅に貢献しそうです。眼鏡だと現状のキズの付きやすいプラスチックレンズから、再びガラスレンズに、置き換わることでしょう。
科学技術とか、医療技術の進歩は、日進月歩です。
私達の豊かな生活の一端は、これらの技術に挑戦する科学者の恩恵を大きく受けています。今後、私もこの方面の情報は、積極的に紹介して行きたく思っています。