◆ガラスは割れる! | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

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私は、電気など科学技術に関心があります。と言っても歴史とか、文学その他についても、私の大変興味有る分野です。私は、今まで多岐に亘る分野で書いて来ました。


今日は、建物の窓ガラスとか眼鏡のレンズ、自動車でお馴染のガラスについて書きます。ガラスは電気製品の液晶テレビとかプラズマテレビにも使われ、欠かせない部材です。


ガラスは、紀元前3000年前から存在したと言われています。日本では、大和朝廷の古墳時代にも存在したそうですから、驚きです。しかし、当時のガラスは、勾玉(まがたま)などの宝飾品として首飾りなどに使用されていました。


現在のガラスについては、建築資材にとどまらず、自動車とか、前述の液晶テレビなどの工業製品に幅広く使用されています。


ところで、ガラスは


「割れるものが、


一般の認識であり、それがガラスの弱点でも有りました。


そこで、今まではガラスを強化する為に、自動車のフロントガラスの如く、樹脂のサンドイッチ構造にしたり、建築用の窓ガラスでは、厚みを増すことで、強度を保ってきました。


ところが、このほど、旭硝子の研究所で


「割れないガラスが、


開発されたと言う技術情報を得ました。ナノテクノロジー技術(超微細技術)を突破口に開発に成功したそうです。


このガラスを液晶テレビに使用しますと、ガラスの厚みを薄く出来ますから、その重さが現在の半分ほどに成る計算です。現行の液晶テレビは、標準の大きさの32型で、22キログラム程有りますが、割れないガラスでは、10キロほどの重量に成ります。


重さが半分に成る事は、ガラスの材料が少なくてすみますから、液晶テレビそのものの価格も下がる事になります。プラズマテレビでも同じことが言えます。


住宅でも、窓ガラスを薄く出来ますから、安くて丈夫な住宅に貢献しそうです。眼鏡だと現状のキズの付きやすいプラスチックレンズから、再びガラスレンズに、置き換わることでしょう。


科学技術とか、医療技術の進歩は、日進月歩です。


私達の豊かな生活の一端は、これらの技術に挑戦する科学者の恩恵を大きく受けています。今後、私もこの方面の情報は、積極的に紹介して行きたく思っています。