各家庭の電気、ガス、水の検針は現在のところ、人手に頼り実施されています。各家庭を一軒一軒訪問しての検針は、いかにも非能率で手間のかかる作業です。
現方式による電力会社、ガス、水道局が負担する人件費、間接費、通信費などは膨大なものと考えられます。この作業が自動化されれば、企業の収益に大きく貢献することでしょう。
お話が飛びますが、私はこのブログで06/11/15に、「PLCアダプター」について紹介しましたが、このアダプターは、パソコンの無線LANに代わる、家庭内データー高速通信に使用するアダプターでした(PLC: Power Line Communications )。
このアダプターは、家庭の電灯線のコンセントにつなぐだけで、電灯線がデーター通信の伝送線となり高速データーー通信が可能です。このアダプターは松下電器から昨年暮れから発売されています。速度190Mb/s(無線LANは54Mmb/s)。
価格19,800円程度。
PLCアダプターでは、電灯線にデーターを重畳させるわけですから、電波のように何かで遮蔽されて、データー通信が不安定になったり、速度が落ちたりはしません。
私は、このPLCアダプターの原理を、電気とか、ガス、水の検針に応用できないものかと考えました。なにしろ、電力会社は、各家庭に隈なく、電線を張り巡らしている訳ですからね。工場、役所、学校等々も同じです。
私は、この件について実際に東京電力に聞いてみました。
その答えは・・・・・・・・、
工場とかデパートとかでは既に実施されているそうです。大規模集合住宅などでも、玄関がオートロックされていて、各戸に訪問できないところなどは、検針は自動データー通信により電力会社で集中管理しているそうです。
また、一般の個人住宅でも、新築の際などに、電力会社に相談すれば、自動検針に出来るそうです。
電力会社が、このシステムを採用出来るならば、ガス会社、水道局も採用に問題は無いはずです。電力会社とタイアップすればいいわけですからね。この件、東京電力会社の話では、ガス会社から、実際に相談を受けていると言っていました。
今後、電気、ガス、水道検針の自動遠隔管理システムは、確実に拡大実施の方向に有ると思います。
以上の内容は、東京電力に確かめた結果です。関西電力など他の電力会社の事情は、確認していません。
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