☆☆50年前の夢の技術に思うこと。 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

虹科学技術庁が1960年に予測した50年来の夢で、135項目の内、実現したのは54項目の40パーセントに留まったそうです。この数値が少ないか多いかは、議論の余地が残ります。


ところで、技術開発のテンポが、意外に遅いと私が感じた項目では、超伝導、核融合、電子冷蔵庫の三つの技術です。


クローバー[超伝導技術]

確かに、超伝導技術は、山梨実験線でも試乗までされているので、技術は完成されたかに思われていますが、高温超伝導の実現では、まだまだ道半ばです。現状は高温超伝導と言っても、金属酸化物を液体窒素で冷却しています。もっと高い温度で超伝導を実現するのが、今後の課題です。理想的には、常温で超伝導を示す、金属酸化物を発見しなければなりません。


クローバー[核融合]

この技術の反対が、核爆発です。この技術は原発に見るように、実用化されている点では、核融合よりは、一歩も二歩も進化しています。しかし、遠くは、チエルノブイリ(ウクライナの原発事故 1986/4/26)で解るとおり、危険と裏腹の世界です。日本でも事故を起こしています。


核融合は、「地上の太陽」と別名が有るとおり、綺麗なエネルギーです。兵器の世界では、いち早く、水素爆弾が開発されています。この平和利用ともいえる、核融合エネルギーが原発に取って代わる事が強く望まれます。


クローバー[電子冷蔵庫]

異種金属を接合した、導電体の両端に電圧を加えると、片方の金属が冷却される物理現象を利用したものを電子冷蔵庫と言います。(1834年仏学者ジャン・ペルチエ発見、ペルチエ効果)


現状の冷蔵庫はオゾン層破壊による地球温暖化防止の為、代替フロンが使用されていますが、この気体も地球に優しい気体かどうかは定かでは有りません。早急にこの電子冷蔵庫の開発が急がれます。


私は極く最近、パソコングッズショップで、10センチ四方ほどの金属箱に、USBでパソコンにつなぐと栄養ドリンクを冷やすグッズを見掛けました。手で触り、かなり冷えていて、実用的なグッズと思いました。


以上、これらの技術が人々の安心立命の確保の為、早期に開発完成される強く望まれます


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