☆☆名機 『ローライ』 物語・・・・・[そのⅠ] | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

虹第26回 国際天文学連合は、8/24日 冥王星を太陽系の惑星から除外する事を決定、冥王星は矮星に降格。このニュースで話題沸騰ですね。


この余波で、教科書業界は、教科書の書き換え時間がないそうで、簡単な付記を付けること位しか、間に合わないそうです。プラネタリウムとか科学館では、模型の撤去とか天体の急遽改造で関係業界は慌しい動きです。占星学の関係業界も対応が迫られそうです。


冥王星の質量は、地球の500分の一と小さいから除外に成ったのかも知れません。初めは、惑星の数が増えると言う報道が、その反対に減ることに成ったのは、少々ドタバタ劇の感が否めませんね。


波飛行機さて、「ローライ」の文字を見られて、あのドイツのライン河に、そそり立つ崖の上の美しい妖精、人魚の物語を思い出された方も多いと思います。


船乗りがその人魚を見とれる内に、ライン河の激しい渦に巻き込まれる哀しい物語りをです。


この場所を有名にしたのは、何といっても、詩人、ハイネが 「ローレライ」 と言う一篇の詩を発表してからです。


今日、お話ししたいのは、ドイツ製の二眼レフレックスカメラ(通称、二眼レフ)、ローライフレックス に付いてです。

このネーミングもローレライから来ています。


二眼フレックス上から


飛行機1960 ローライフレックス 2.8F(私の愛機)


ドイツ、ローライ社の創立は1920年ですが、一貫して、この二眼レフカメラを手がけてきました。


この二眼レフカメラは、その取り扱い易さと、精密な点で、一時、世界を席巻した事が有ります。日本でもこの名機に続けとばかり、戦後、リコーとかヤシカがこのタイプのカメラを製造しました。


このカメラの特徴は、写真でお分かりの通り、レンズが2個有ります。この二つのレンズのうち、上側のレンズでピントを合わせます。下側はフイルムに露光する為のレンズとなります。両者のレンズは歯車で連動する仕組みになっています。


撮影は、6センチ×6センチ大のスクリーンを見ながら、焦点を合わせたり、構図を決めます。


このレンズが2個有る事は、シャッターを切った時でも、途切れることなく連続して、被写体を観る事が出来る大変便利な利点が有りました。


この続きは次回にお話します。


・次回はこのカメラで実際に撮った写真なども

紹介の予定です。