「渋谷ではたらく社長の告白」



友人に勧められて読みました。

人間味溢れるエピソードに涙しました。

涙する本に出会ったのは久しぶりのことでした。



ご存知の方も多いかと思いますが


藤田社長の


■マージャンづけの学生時代前半

■営業活動に没頭した学生時代後半

■インテリジェンスでの1年間

■サーバーエージェント設立

■サイバーエージェント上場

■ネットバブル崩壊による株価暴落

■サイバーエージェント株価回復


に至るまでの経緯が、藤田社長のエピソードを通して描かれています。


一般的には、カッコ悪くて言いたくないと考えてしまいそうなエピソードもでてきます。2度にわたる裏切りやスパムメールのエピソードがそれにあたると思います。それを隠さず表現しているところも魅力を感じます。


エピソードですから

すごく読みやすい本でもあり、

すごく伝わる本でもあります。



特に印象に残ったのが以下の部分。


崖っぷちだったサイバーエージェントを

現USENの宇野社長に買収してもらおうと訪問するものの

(もちろん買収による宇野社長のメリットは大きい)

宇野社長に「お前の会社なんかいらねえよ」

と断られたことを振り返った藤田社長の一文。



それは「宇野社長の優しいメッセージだったように思います」




また、崖っぷちのとき、

一緒に頑張ってきた仲間のことを思い、自分を鼓舞させた一言。



「仲間のことを思うと自分には涙を流す資格なんてない」




この人間の絆をあらわすエピソードを


「宇野社長の優しいメッセージ」

「仲間のことを思うと自分には涙を流す資格なんてない」



と捉えた藤田社長の人間性がとても魅力的だと思いました。




本を通して感じとれる人間味。


思わず涙する一冊です。




藤田 晋
渋谷ではたらく社長の告白