チョコレート魂 | おいちゃんの滅多に書かないブログ

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ほとんど松浦亜弥さんの事。
とはいえ活動が無いので、のんびり書いていきます。

亜弥さんの曲は比較的に音域が広く、1オクターブ半を超えるものが数多くあります。
only one は2オクターブ、ふたり大阪 にいたっては、それを超えています。
さすがに超低音のCとDは響いていませんが、亜弥さんの曲となると作曲家も張り切ってしまうのでしょう。
でもちょっとやり過ぎですね。
そのような中で、音域として私には違和感のあるものが2曲あります。
チョコレート魂とガツンです。
私、結構好きですが…。
チョコレート魂の曲始めは、AメロBメロとも五線譜から下の音ばかり。しかもAmajorの下の主音を中心に音符がまとまっているので、中高音を得意とする亜弥さんとしては、ちょっと低めの歌い出しになっています。
それでも1オクターブはあるのですが、亜弥さんの歌声はそれを感じさせません。さすがです。響きのポジションを変えずに低めの音を軽やかに歌っています。
サビに入ると、やっと五線譜内の音が増えてきて亜弥さんらしい歌声が聴けますが、それもちょろっとだけで、また直ぐに下がってしまいます。
曲始めを低めにしてサビで盛り上げるのは曲作りの常套手段ですが、それにしても全体的に低く過ぎるような気がします。
この曲の最高音はC#なので、亜弥さんの音域からすると2度3度は高く出来るはずです。

{1D19CE8D-F3F7-432E-BEE4-FA0B93C1AEC6:01}

マニアックで亜弥さんは、この曲を歌うにはパワーがいると言っていましたが、曲全体を通して低くめなのでボリュームを出すためには肺活量を必要とするからでしょう。
なのにそのままにしているのは何故でしょう。この傾向はB面のガツンも同じですので、意図的に狙ったものとしか思えません。
Amajorという曲調を尊重したかったということもあるかも知れませんが、亜弥さんの艶のある高音を避ける理由が私にはよく分かりません。曲として軽やかさを強調したかったのでしょうか?
う~ん、何を狙ったのでしょう?