すごく久しぶりのブログ投稿です(笑)
TwitterやInstagramばかりでアメブロをほとんど開いていませんでした。
今日は牛のロープについて自分が学んだ事や思った事を書こうと思います!
といっても、私もそんなに経験値高くもなく知識も少ないんですけどね(笑)
★まずはモーリング(鼻かん、鼻輪etc...)から耳後ろにかけて付ける鼻紐について。
↓写真の矢印の紐のことです。
付ける農家さんも付けない農家さんも色々いらっしゃいますが、理由もそれぞれですし個人の自由ですよね。
私は付ける派です♪
脱走時や捕まえる時に、モーリングを直接掴むよりも牛への負担は少ないですし、ロープを付けて引く際にもダイレクトに鼻へ負荷がかからずに済みます。
鼻が伸びないというか、、、表現が難しいですが、鼻紐の有と無しで両方やってみるとわかりやすいです(^^)
※ロープ練習や人馴れしてない牛の場合は、鼻への負荷が少ない分コントロールが難しくなる場合もあると思います。
鼻紐は肥育農家さんでは成長と共にキツくなるので取ってるイメージですね。
★次に移動時のロープについて。
↓黄色のロープの事です。
↓ピンクのロープの事です。
どちらも鼻紐は付いていますが、ロープの付け方が違います。
黄色のロープはモーリングに結んで頭部を一周していますが、ピンクのロープは輪を角に掛けてモーリングに通しています。
この他にも農家さんによって様々な結び方があり驚きました!!
それぞれの農家さんが今までの経験上で良いと思ったやり方をしてるんだと思います(^^)
私が教わったのはピンクロープのバージョンです♪
黄色ロープの結び方だと、前にロープを引いた時に鼻が後ろに引っ張られて、前に歩かないor歩きにくいと教わりました!
実際に引付けのバイトをしてから毎月牛を引いてますが、このロープの掛け方だと歩きづらそうだなと感じる事が多々あります。
ただ、運搬人の中にはピンクロープのやり方だと運搬中に角から抜けた事があるとのことで、ピンクロープの額部分を固結びしたり、黄色ロープのやり方を好む人もいるそうです。
色々あって面白いですね♪
勉強になります!
で、今回のブログで何が言いたいかというとですね、沖縄県南部家畜市場で引付けをしている自分としての意見をお伝えしたいなと。
市場で上場後に購買者さんごとの部屋や繋留場に移動させるんですが、その後当日出荷ではない子牛達は部屋でロープを外してあげるんですが、ロープが外して貰えるのは
①鼻紐が付いている子
②ロープがすぐに外せる子
なんです。
鼻紐がない子はモーリングが単管等に掛かったり、出荷の際に捕まえるのか困難な為、ロープを鼻紐代わりにぐるぐる巻いておきます。
また、鼻紐があってもモーリングにロープが結んである場合(黄色ロープ結び方)や、ピンクロープでも額部分やモーリングに固結びされていて直ぐに解けない場合もロープは頭にぐるぐる巻いたままになります。
もちろんダメではないんですが、個人的にはずっとロープが巻かれてる状態って好ましくない感じがしてて。。。
邪魔そうだったり、かわいそうな気もします。
なので運搬時や出荷時は別として、、、
南部市場での上場の時には、鼻紐を付けてロープはすぐに外せる仕様にしてもらえると、パドックでの子牛達がロープ無しでリラックスして過ごせると思います♡
気にしすぎと言われればそうかも知れませんが(笑)
セリ後のことなんてもう関係ないと言われれば、返す言葉はありません(笑)
強制とか押し付けとかではなく、ただ引付けバイトをしてる中で感じた部分を書きました。
★おまけ
教えて貰ったロープの扱いで1番役に立ってるのがコレです↓
ロープの端を結んでおく。
これだけ。
普通のセリ子牛や母牛(暴れ牛は除く)なら女の私でも片手でコントロール出来るくらい楽チンです♪
これがないと引っ張られた時に手からロープがスルッと抜けて「ヤバイw」ってなりますが、この結び目を作っておくだけで手に掛かるので安心感倍増(笑)
(たまに油断し過ぎてロープ離しちゃう時もありますがw)
教えてくれた先輩に感謝🌼
久しぶりの投稿ですが、最後まで読んで頂きありがとうございます!
少しでもどこかの誰かのためになればいいな♪