原因は確定していないものの、回復したのでひと安心です☺️

でも、今回本当に怖かった。
もしも。。。なんて悪い方に想像してしまうくらい、異常な状態が続きました💦


朝、牛舎に来た時は普通に座っていて、私が来るとご飯の時間とはがりに立ち上がり顔を出してご飯待ち。
でも、青草も濃厚飼料も全く食べませんでした。


少しすると牛房内をぐるぐる。
陣痛の時のような感じでした。
(この子は分娩後15日経過。育児放棄のため授乳はしていません)

そして後脚でお腹を蹴るような仕草が始まり、どこか痛いのかな?と思いつつ子牛にエサやりをしていると、突然座り込みパタリと真横になりました。

👇



👇ガス溜まりを疑う程のお腹の張り。


これはヤバイと診療時間外と知りつつ診療所に電話📞

獣医さんが来るまでに、
立つ⬇️
蹴る⬇️
ぐるぐる⬇️
座る⬇️
蹴る⬇️
パタリ⬇️
立つ
を繰り返していました。

その間、体勢が変わるごとにオナラしてました。



症状を伝えましたが、獣医さんが来て診療のためにロープを使って繋留していた為、見せたい症状が出ず。

口頭で説明するも伝わらない。

「今は落ち着いてますね!」と言われましたが、
「はい」とは言えず。。。

ガス溜まりでもないとのこと。


とりあえず点滴をしていただきました。
時間がかかる点滴はスタートしたら獣医さんは帰ります。
留置針を抜くのは農家の役目。

「落ち着いてるので大丈夫だと思いますが、何かあれば呼んで下さい」




獣医さんを見送り点滴の後半になると、、、😱

突然、牛がジタバタと暴れ出しました。

繋留しておけないほどに、苦しそうなのか痛みなのか、もがいてる感じでした💦


ロープを緩めるとパタリ。
そのまま点滴が終わると、針を抜いた途端に飛び上がり、先ほどまでのルーティンを数分おきに繰り返し始めました💦

今度は身体をよじる動きや、後肢を変に動かす動きも。
(下に動画添付しておきます)


点滴前よりも激しくて不安に。。。

牛が1〜2分で立ったり起き上がったりを繰り返すって異常じゃないかと。


その後、疲れた様子でぐったりとしていました。


監視カメラで観察しつつも、外出しなければいけない予定もあり、バタバタと用事を片付けてダッシュで牛舎へ。


やはりおかしいと思い、再診を依頼しました。
獣医さんに失礼と思いつつも、セカンドオピニオン的な気持ちで別の獣医さんでお願いしますと。





ベテラン獣医さんが来てくれましたが、同じ共済獣医なので前の診察記録から一変する判断はあり得ないなと実感。


異常行動を説明しても、動画や写真を見せても、
「でも今はその症状が見えないので」
と返されてしまい切ない気持ちに。。。

そりゃそうですよ。
朝もそうでしたが、繋留されてるんですもん💦


「捕まえといてください」っておっしゃったじゃないですか(笑)


午前の診療を肯定した上で、特にどこがって感じではなく、よくある疝痛との診断。


ただ、ガス溜まりがほんの少し感じられるのと、胃の動きが異常に早いから、油飲ませて胃の動きを和らげる点滴しますと。


☝️これだけでも気持ち的に救われました。
「どこ」「なぜ」がほんの少しでもわかると農家としてはありがたい🙏


獣医さんは点滴をしてくれて、
自分はガス溜まり対策用に準備していた流動パラフィンを2本、レバチオのボトルに入れ替えて飲ませました。


当日は断食、翌日は草のみと指示を受けて給与。
その後少しずつ異常行動は落ち着き、いつもの穏やかな子に戻りました!!



1日中、心配で心臓バクバクでした💦


👇横になりお腹を蹴る



👇身体をよじり、後肢の動きがおかしい様子





「疝痛」
よくあるみたいですが、うちでは初めてだったのでまた一つ勉強になりました。


通常、点滴ですぐに回復するそうです。




獣医さんに見せるために撮影した写真や動画は、獣医さんが来ている時にその症状が出てないとあまり意味がないとわかりちょっと悲しい😢



そしてセカンドオピニオンを選択する際は、共済獣医さんと、開業獣医さんで分けて依頼しないとあまり意味はなさそうです😅


農家は牛が心配で「何が原因なのか」を知りたがったり、何とかして欲しい一心で不安や焦りを言動に出してしまいがちですね💦
反省すべき点だと思っています。



もっと牛のこと、詳しくなりたい。

ひとまず、大きな病気でなくてよかったです🌼

Twitterでもたくさんの方々にご心配いただき、またアドバイスや経験談をコメントしてくださり、気持ち的に本当に助けられました✨


本当にありがとうございます😊