我が家の長女は小3くらいから反抗期がやってきまして、今は思春期も重なり色々と難しい時期に突入しております
『 思春期 と 反抗期 』
これ、一見同じように思われがちなのですが・・・、全く違うものなんですって
どのような違いがあるのかを、実体験も交えながら書き出していこうと思います。
まずは、反抗期について
反抗期とは一般的に『子供が親や周りの人の言うことに反発をするようになってきたこと』です。
そして、反抗期は人生において一度ではなく二度、やってきます!!!
2歳くらいにやってくる反抗期を第一反抗期といいます。
これは俗に言うイヤイヤ期ですネ。(まさに我が家の末っ子が絶賛イヤイヤ期ハヒー)
それからしばらくして、思春期あたりからくる反抗期、これを第二反抗期といいます。
でも第二反抗期はある子供もいれば、その時期の反抗期がない子供もいます。(うらやますぃ)
でもこの時期の反抗期は思春期と時期が重なるので、思春期を反抗期と勘違いしてしまうママさんも少なくありません。
反抗期はこんな感じ。
ではでは、思春期とは何か。。。
~思春期の心の中~
コントロールがうまくできない。
子供と接しているときに、親として私自身もとても感じることでもあります。
そして本人も言っていましたねぇ・・・
苛立ち・イライラする気持ち、これが本人にはコントロールができないのです。
そして身体の変化もあります
感情的なコントロールと、身体的な急激な成長に本人が一番不安を抱いています。
そして、どうしてよいのかわからずに親しい人間への反発・反抗につながるのです
でもこれは少しずつ大人になっている証拠です
まだまだ子供の部分が大半ですが、着実に大人の階段を登っているのです
そしてこの時は色々なことに影響を受ける時期でもあるので、周りから受ける刺激によって
人格形成がなされていく大切な時期でもあります。
友人関係の摩擦
これも本人のまわりみが皆、思春期を迎えてるわけですから・・・摩擦が起きてしまうのは必然とも言えます。
でも、まだまだ子供。友人との摩擦は、心には大きなストレスがのしかかり、学校に行きたくなくなってしまったりすることもあります
子供はすこしずつ自立しようと必死に、そして不器用に頑張っている時期。
親よりも友達、というふうに少しずつ変わっていく時期ですから、親の言う事には尚の事反抗してくるのも仕方がないです。
親として、『信じてるよ、ずっと見守ってるよ、思ったようにやってごらん』というスタンスで、少し控えめに見守ってあげることが大切になってきますが、まだまだ子供なので『もうなんでもできるでしょ』なんて感じで放ってしまうと、取り返しのつかないことになりかねません
しっかりと様子を観察して、友人関係での心の悩みや苦しみを抱えて帰宅することも多々ありますので、小さな変化にも気付いてあげられるように見守ってあげることが大切です
周りの影響を受けやすくなる
これは、ほんとにこのネット社会というものの凄さと怖さをひしひしと感じるな・・・というのが親の心情です。
周りの友達の影響も受けますが、ネットの影響、テレビ、音楽、そして出会う大人からの影響。。。
ほんとうに沢山の影響を受けます。でも、ネガティブなことだけではないんです
例えばテレビで見たオリンピック選手や、アイドル、ほかにも読んだ本の著者とか。
こういった影響を受けて、大きな目標ができたりもするんです。
この時期は、本当に感受性が豊かなので、沢山の経験をさせて沢山の刺激を受けるとそれが将来の大きな目標になったり、とても大切な時期だと思います。
感受性が豊かに
先ほども書きましたが、感受性が高まるので沢山のことから刺激を受け吸収します。
刺激を沢山受けて、感受性もより豊かになっていきます。
しかし吸収するもののなかには、悪いものもあります
これは親が見守ってあげることが大切。。。
でも、この時期はとにかく反抗してくる時期なので、とやかく口を出すのは禁物。
見守る、そしてなにか様子が変であれば『どしたの?』と聞きたくなる気持ちをグッと堪えて
本人の気持ちに寄り添って様子を見る。
そして反抗されても反抗されても、『愛してる』という気持ちを伝え続けて。
親の愛情は、不安になっている子供にとって、本当にすごい安心できるエネルギーです。
身体も成長して、心もコントロールがうまくいかない自分自身に対応できなくて、不安でいっぱいになってます。親の愛で支えてあげましょう
でも、ここを乗り越えないと大人の階段を登っていけないですから親もつらいですが、温かく見守りましょう。
とにかく反抗しまくり
これはもう、大人の階段を登るための必要なステップのひとつ。
親から離れる第一段階とも言えます
この反抗は成長の証。そして、それに耐えて変わらぬ愛情を伝え続ける事。
親として試されます!試練です!
でも、反抗期も思春期も、必ず終わりが来ます
おむつが外れたように・・・
洋服が一人で着れたように・・・
お風呂に一人で入れるようになったように・・・
こうして徐々に大人になっていくのですね
子供の成長に、一日たりとも無駄なものなどありません
大人にとっての今日と、成長期の子供にとっての今日は、同じではないのですー
そしてそんな思春期と反抗期が重なってる今に、中学受験を親子で挑むというのは、
これはもう、かなりの試練なのです。。。親子共々の試練。
沢山の経験をさせてやりたいとも思いますし、今の接し方ひとつで今後の親子の関係にも亀裂を入れかねません
でもこれは中学受験をする、しない関係なく、思春期の子供を持つのであれば親が思春期を知るということが、今後の子供との接し方に役立つと思います
なので思春期についてまとめてみました
思春期で心が疲弊してしまうママさんも多いはず。ちょっとでも役立ったらすごくうれしいです。
それにしても、たまーにいるんですよ、高学年とかの子を持つおかーさんで
子供を放任してしまっている人が。
でも、子供はかなりSOSを出しているんです・・・
それが見ていて、とても辛い。
例えば・・・
『生意気に大人みたいなことを言って、そんなら自分で全部やりなね!』
みたいなおかーさん・・・
娘が、何とも言えない恋心の複雑な苦しみを訴えているのに、
『そういう話は友達とするもんだよ』と、子供の話を8割聞かずにスルーしてるおかーさん・・・
あれもこれも色々出来るようになったからと、ついつい頼んでしまうおかーさん・・・
おかーさぁん。。。それ子供がヘルプって言ってるんだよぉ
子供の今日は、未来の本人を形成する大切な一瞬だから
いつかは大人になってしまうから
それは止められないから
だから今、沢山話をしたほうがいい
忙しいときもある。
でも、時間は止まらないから、後悔先に立たずだから
だから私は親として、今日も精いっぱい子供とかかわっていきたいと思います
思春期の理解を深めると、あの忍耐も頑張れる気がしませんか?
次は反抗期兼思春期の娘との中学受験の向かい合い方について書きたいと思います
そしてお買い物でストレス発散と言ってついついポチっと・・・あぁ。。。