ロシア軍の士気は低い。

士気は戦場ではとても大切なものだ。

そのために、大義名分というものが必要になる。

ところが今回は、そもそも軍人さんが騙されてつれてこられていたり、ファシストやネオナチなどいないと気付いてしまっているから士気など上がりようがない。

自傷行為をして負傷兵になり、前線から離脱する兵士もいるらしい。どの程度負傷すれば離脱できるのか?それを自らやるなんてと思うが、自分が死んだり誰かを殺すよりはマシと考える気持ちは分かる。ただ、地獄の選択だな、とも思う。まきこまれたくなかっただろうな。

将官が相次いで亡くなっている背景には、こういった士気の低さが指摘されていて、後方からでは指示が通らず、前線に出てくる必要があるのでは?と言われているそうだ。

また、ロシア兵が破壊した電波塔。破壊したせいで軍事用の傍受されにくい暗号化された通信機器が使えず、一般の携帯電話を使用しているらしく、簡単に位置がバレているのではと考えられているらしい。あまりにもお粗末な話である。こういった点からも現場の混乱具合が分かる。


本当に、全員が被害者というか、誰も何も得ない、なんのためにやっているのか分からない戦争である。中国も、これを見て思いとどまって欲しい。