【ニューヨーク3日共同】サブプライム住宅ローン問題の影響で、米金融界の人員削減が急増している。米人材サービス会社チャレンジャー・グレー・アンド・クリスマスが三日発表した九月の米金融関連業界の人員削減数(公表ベース)は、前年同月比一七・四倍の二万七千百六十九人に達した。

 三万六千人近かった八月からは減ったが、依然高水準。金融市場の混乱で損失を出す金融機関が増え、事業撤退や縮小が相次いだためだ。

 米証券大手ベアー・スターンズは同日、住宅ローン事業の縮小で三百十人を削減すると発表。メリルリンチ証券も債券や商品などの運用責任者が同日付で退職したことを明らかにするなど「大幅な人員削減は年末まで続きそうだ」(チャレンジャー社)という。

 九月には住宅金融最大手カントリーワイド・ファイナンシャルなどが大規模削減を発表した。

 金融関連業界を含む全産業の九月の人員削減数は前年同月比28・5%減の七万千七百三十九人。自動車業界の削減が比較的落ち着いていたことなどから、減少した。


FXは有利


アメリカも金融の市場が荒れていますね。2万7千人超す人がリストラですか人事ではありませんね。