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今週は新潟・札幌の2場開催

G3アイビスサマーダッシュ、G3クイーンS、G3新潟ジャンプSの実施週

新潟は暑熱対策として「競走時間帯の拡大」実施週、G3新潟ジャンプSは土曜9レース16時50分発走、G3アイビスサマーダッシュは日曜新潟7レース15時45分発走

 

●1位(1位)キズナ(25億9692万1000円)(112勝)

(25億6115万1000円)(109勝)

先週は新馬、障害OPで3勝。G3中京記念に1頭登録はあったが回避して重賞出走簿もない週間で獲得賞金26億円には届かなかったが、2位ロードカナロアとの獲得賞金差はほぼ変わらず。

 

アイビスサマーダッシュには産駒登録なし。

 

クイーンSにはコンクシェルが登録。

昨年の牝馬三冠路線の重賞では通用しなかったが年明けにG3中山牝馬Sで重賞初勝利。そこから挑んだ前走G1ヴィクトリアマイルは重賞勝利時と同様にハナを切るレースを展開したが相手も強い上に差し決着となって13着。マイルよりは全5勝中4勝の1800m、ワンターンよりもコーナー4つのコースでハナを切って後続に脚を使わせるようなタイプ。なので条件変わりは良く単にG1⇒G3の牝馬限定戦となることもプラスでしょうが、函館も含め北海道地区は初出走で中山牝馬S勝利時のハンデ53キロ⇒別定56キロなど克服すべき課題も。主戦の岩田望来は海外渡航中で横山武史の想定。

 

新潟ジャンプSにはサイードが登録。

障害部門でも獲得賞金首位はキズナで2位はロードカナロア、障害戦勝利回数は先週で10に到達し同部門2位は4勝。産駒障害重賞勝ち馬が出れば初めて。

 

●2位(2位)ロードカナロア(23億972万8000円)(98勝)

(22億6980万3000円)(96勝)

先週は2勝クラス特別など2勝で獲得賞金23億円突破。首位キズナとの獲得賞金差を詰めたといっても僅かで夏競馬は獲得賞金差にそれほど変化のない状況が続いており、差を広げらず耐えているのか詰め切れないと見るべきなのか。

 

アイビスサマーダッシュにはチェイスザドリームが登録。

前走5月のOP韋駄天S以来の出走で直線競馬の出走は勝利した前走のみ。昨年は2枠3番から出走したオールアットワンスが勝利し内枠馬も3着内に来ていますがオールアットワンスにしても21・23年アイビスサマーダッシュ勝利のコース巧者。開幕週とはいえ基本的には外枠を引けるかというのがポイントになるでしょう。20年には産駒ジョーカナチャンが勝利し上記オールアットワンスやライオンボスなどリピーター傾向の強いレースというのもありますが20年以降の過去4年の3着内はミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が延べ12頭中10頭を占めており例外は本年も登録のある22・23年3着でヴァンセンヌ産駒のロードベイリーフのみ(19年からミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が5連勝中)。トップ10内種牡馬産駒の本年アイビスサマーダッシュ登録はチェイスザドリームのみ。

想定は坂井瑠星で矢作厩舎所属馬ということから所属の主戦騎手が騎乗予定というだけなのでしょうが、チェイスザドリームには5度騎乗して5・4・8・6・14着の[0-0-0-5]前走OP韋駄天S勝利時が初芝ということから直線競馬も初出走だったのであまりアテにはならない気もしますが騎手成績だけを見れば良くはないということに。

 

クイーンSにはアルジーヌ、ウンブライルが登録。

札幌は初出走ですが1勝クラスは函館で勝利。前走で3勝クラス博多Sを勝利して小倉⇒札幌のローテ、といっても6月末の小倉から札幌という本年の番組編成となってその辺りは問題なさそうですが連勝のない、いわゆる1走置きのようなタイプが重賞初挑戦。別定戦で負担重量の恩恵もそれほど得られない上に軽量3歳馬もいることから試金石の一戦といったことになるでしょうか。想定は3走前2勝クラス特別勝利時の藤岡佑介に乗り替わり。

ウンブライルはG1ヴィクトリアマイル6着から。休養期間も長かったのですが勝利は2歳時に芝1400m戦で2勝。23年G1NHKマイルカップでは2着もありますが、1600mまでしか出走経験がないので距離延長に対応しないといけないのですがそれよりはコーナー4つのコースがいかにも合わなそうなタイプ。23年NHKマイルカップのレベル自体も非常に怪しいのですが。ローカル開催や7・8月期も初出走と能力で各種条件をクリアするようなことでもなければ厳しいでしょう、ゆえに関屋記念の方が条件は向くと見ますが。想定は今週から復帰予定のクリストフ・ルメール。

 

新潟ジャンプSには産駒登録なし。

 

●3位(3位)エピファネイア(22億2168万7000円)(54勝)

(21億9489万3000円)(54勝)

未勝利週でしたがG3中京記念エピファニー2着などで獲得賞金22億円突破。

 

G3中京記念2着エピファニーは得意の小倉芝1800mで前崩れの展開をインから良く伸びたのですがハンデ57キロの勝ち馬に対し58キロ、これで同タイムクビ差なのでほぼ勝ったようなものでしょう。本年の小倉競馬実施は先週で終了しましたが平坦・小回りでないと走らないとも思えず他場や主場でも中距離戦ならば。

 

今週の重賞登録馬はクイーンSのイフェイオン、モリアーナ。

3歳イフェイオンはG1NHKマイルC5着から。G3フェアリーSの勝ち時計は1分34秒0なのですが

同日の中山芝1600m3歳未勝利は勝ち時計が1分33秒4、これで懐疑的に見ていたのですが直行で出走したG1桜花賞は11着ながら0秒7差、前走G1NHKマイルカップは0秒8差5着。フェアリーSは中山マイルを14頭立て13番と基本的には外枠不利のコースを克服したものでG1桜花賞は逆に2枠3番と内枠で捌き切れないながら着順ほど負けておらずG1NHKマイルカップは例の直線ゴチャ付いた事象で2着アスコリピチェーノに前を完全にカットされてのものということから、これまでの結果以上に強いという可能性も。過去5走すべて芝1600m戦の出走なので1ハロン延長、これはこなせそうですが高速の札幌洋芝でコーナー4つのコースをこなせるか。想定はデビューからすべて騎乗の西村淳也継続。

モリアーナはG1ヴィクトリアマイル7着から。昨年のG2紫苑S勝ち馬でG1秋華賞5着。本年も不良馬場の中山芝2200mG2アメリカジョッキークラブC0秒2差4着など、全く合わないような条件でも牡馬勢を相手に好走しており2歳時にはOPコスモス賞を勝利した札幌芝1800mで有力ということになるでしょう。問題はグレード別定で昨年G2紫苑Sを勝利したことで負担重量57キロの克服。想定は武藤雅。

 

●4位(4位)ハービンジャー(12億8964万3000円)(44勝)

(12億5084万6000円)(41勝)

先週は1勝クラス特別など3勝で4位争いではドゥラメンテに対してアドバンテージを取る展開に。

 

G3中京記念のボーデンは6着と入着まであと一歩でしたがこれならばG3重賞でもやれるでしょうしリステッドレースならばもう少しやれるでしょう。追い込み一手のタイプなので展開にも左右されそうですが不振に陥った良血馬を転厩・去勢で良くここまで立て直したとも。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●5位(5位)ドゥラメンテ(12億1432万9000円(63勝)

(11億9356万4000円)(61勝)

先週は新馬など2勝で獲得賞金12億円突破。リーディングということでは4位争いも苦しくなっているような状況で特筆すべきこともないのですが新馬戦で強い勝ち方をした馬が出たので2歳部門にて。

 

今週の重賞登録馬は新潟ジャンプSのウインチェレステ。

ウインマーレライ、ウインマリリンなど重賞勝ち馬の下で勝利すれば産駒障害重賞初制覇。

 

●6位(6位)ルーラーシップ(11億8558万5000円)(51勝)

(11億3001万8000円)(47勝)

先週は2勝クラス特別など4勝。未勝利が2週続くなどこのところルーラーシップらしからぬ週間成績でしたが先週は一気に4勝加算で年間50勝も突破。総合記事で書いて初めて気づいたのですが1回函館12日間で勝ち馬が出ずにこれも不振の因となったのでしょう、夏の小倉開催でも1勝でした。産駒は札幌で強く函館で弱い傾向とも思えませんが開幕週札幌では早くも2勝。

 

アイビスサマーダッシュには産駒登録なし。

 

クイーンSにはドゥアイズが登録。

これまで重賞2着2回の本年OP(L)洛陽Sで2勝目。前走G1ヴィクトリアマイル4着から。前走はジョアン・モレイラだけは勝たせないためにマスクトディーヴァをブロックしたような競馬、その結果としてテンハッピーローズが漁夫の利を得たような格好となりましたがそれでいて0秒3差なら。要はノーカウントレースなのでこれを予想の材料にするというのも。新馬戦は札幌芝1800mで勝利し、2戦目は同じく登録されているモリアーナが勝利したOPコスモス賞2着、3戦目の23年G3札幌2歳Sも2着で2歳時以来の芝1800m戦ですがいずれも札幌で1勝2着2回なのでコースや時季が合わないということはなさそう、重賞未勝利なので55キロの出走も古馬の中ではプラス材料。想定は鮫島克駿の継続。

 

新潟ジャンプSにはリレーションシップが登録。

 

●7位(7位)ドレフォン(10億9944万円)(48勝)

(10億6206万9000円)(45勝)

先週は2勝クラス特別など3勝。獲得賞金11億円には50万円ほど届きませんでしたが特別戦勝ち馬が出て2歳戦では世代初の勝ち馬。ドレフォンとしては珍しく芝でも勝ち馬が出る週間に。

 

OPしらかばSでは1番人気マスクオールウィンが着外に敗れましたが、この馬はG3フェアリーSでイフェイオンの2着しており、何度も書いていますがG1勝ち馬ジオグリフや本年重賞で入着のワープスピードなどを出しているようにここまでダート偏重ではないので。なぜか本年はその傾向が強いようなので。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

ダート部門は前回と変わらず1位ドレフォン、2位ヘニーヒューズ、3位ロードカナロア

このところ変動がないようなので順位だけ。

 

●8位(8位)モーリス(10億7322万4000円)(50勝)

(10億260万5000円)(48勝)

G3中京記念など2勝の週間。

 

G3中京記念のアルナシームは早期から活躍を期待されていましたが気性に難ありということで、力を発揮できないようでしたがここに来てそれも解消されたのか昨秋のリステッドレース勝利などを経て重賞初制覇。今回はハンデの恩恵もありましたがそこを勝ち切る勝負強さは見事でしょう、鞍上も今回に関しては割と普通に乗ったように思います。

 

22年G1朝日杯フューチュリティステークスは1着ドウデュース、2着セリフォス、3着ダノンスコーピオン、5着ジオグリフは後にG1を勝利。6着トウシンマカオ、8着プルパレイも重賞を勝利し7着ドーブネもリステッドレース2勝の本年G2中山記念2着という成績でそこに当時4着アルナシームの重賞勝利が加わったということに。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●9位(9位)ディープインパクト(9億9573万円)(21勝)

(9億6084万5000円)(19勝)

先週は2勝クラス特別など2勝。この時期でようやく20勝突破というのがかつてのディープインパクトからは考えられませんが、それでもトップ10内に位置しているので。11位以下との差は大きくないので中京記念に登録のあったエスコーラで賞金加算があれば良かったのですが出走回避。故障などではないようなので態勢が整えば出走可能でしょうからそこで賞金を獲ってもらうしか。

 

今週の重賞登録馬はクイーンSのラリュエル。

前走OP巴賞5着からで今年の夏は何かと話題の巴賞組ですが、傾向としては前走ヴィクトリアマイルかマーメイドSが優勢。昨年は3歳馬の勝利でしたが同じ出走頭数も少ないのか同じ芝1800m戦でも巴賞組は実績に乏しいレース。過去10年では14年2着アロマティコが巴賞1着からクイーンS2着。14年キャトルフィーユ、19年ミッキーチャーム、21・22年テルツェットで産駒は過去4勝。想定は佐々木大輔。

 

●10位(10位)キタサンブラック(9億7540万8000円)(46勝)

(9億4557万8000円)(44勝)

先週は新馬など2勝。G3中京記念のニホンピロキーフ5着などで順位10位をキープ。11位ハーツクライ、12位リオンディーズもこのところ勝ち馬を出しておりトップ10内確定という状況にはなりませんが2歳戦のアドバンテージが対ディープインパクトやハーツクライで大きいものとなるでしょう。9位ディープインパクトには2000万ほどリードを許し11位ハーツクライには1500万ほどのリードですが、この2種牡馬が2歳戦獲得賞金なしが確定してるのに対しキタサンブラックは世代最初の重賞G3函館2歳Sで勝ち馬を出すなど獲得賞金が現段階で5492万5000円。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

・11位以下

アイビスサマーダッシュは枠順の影響が大きくトップ10内種牡馬もロードカナロア産駒1頭の登録とランキングにはあまり関連しない重賞になりがちですが12位リオンディーズ産駒から2頭登録で結果次第ではトップ10内復帰も。

 

クイーンSは57キロで出走のスタニングローズ、3歳馬ではOPスイートピーS勝ち馬コガネノソラ、G2ニュージーランドトロフィー2着でG1NHKマイルカップ17着以来のボンドガール。ボンドガールの前走は大きな不利があって参考外、そのダメージがなく芝1800m対応すれば。

 

・2歳部門

1位(2位)キズナ(5795万)(6勝)

2位(1位)キタサンブラック(5492万5000)(4勝)

3位(3位)エピファネイア(4432万)(3勝)

4位(4位)モーリス(3987万)(4勝)

5位(18位)アレスバローズ(3740万4000)(3勝)

6位(7位)タワーオブロンドン(3644万)(3勝)※新種牡馬

7位(5位)アドマイヤマーズ(3614万)(3勝)※新種牡馬

8位(6位)ナダル(3475万)(3勝)※新種牡馬

9位(10位)リオンディーズ(3020万)(3勝)

10位(9位)サートゥルナーリア(2702万)(3勝)※新種牡馬

11位(8位)サトノアラジン(2697万)(2勝)

12位(16位)ビッグアーサー(2380万)(1勝)

13位(21位)ブリックスアンドモルタル(2300万)(2勝)

14位(20位)モズアスコット(2274万)(2勝)※新種牡馬

15位(13位)ダノンバラード(2261万)(2勝)

16位(11位)デクラレーションオブウォー(2118万)(2勝)

17位(12位)ウインブライト(2019万)(2勝)※新種牡馬

18位(14位)バゴ(1995万)(2勝)

19位(14位)シルバーステート(1912万)(2勝)

20位(17位)ミスターメロディ(1908万)(1勝)※新種牡馬

 

1週でキズナがトップに復帰しましたが時系列としては土曜札幌の新馬でキズナ産駒が勝利して逆転。土曜福島の新馬戦でキタサンブラック産駒が勝利して土曜段階ではキタサンブラックが再逆転の首位。日曜福島の新馬でキズナ産駒が勝利して今回首位ということに。

 

アレスバローズが上位となっていますが九州産馬限定のOPひまわり賞でワン・ツーということで一般馬相手に獲得賞金がなければここまででしょう。

OPひまわり賞は九州産馬限定戦ということに尽きますがエイヨーアメジストが飛ばした逃げ馬を捕まえに行ったところ最後に脚が上がって出遅れたケイテンアイジンに展開が向いたようなレース。函館2歳Sにありがちな開幕週に早い時計で勝った組が開催最終週の時計が掛かる馬場で苦戦といった結果に。エイヨーアメジストは初戦1分9秒8の時計でOPひまわり賞は稍重馬場ということもあって1分10秒9でしか走れていないので。それでも連を外さなかったのは立派でしょう。

 

先週の新馬から注目馬は以下の4頭。

 

・ナチュラルデイズ(1回札幌1日ダート1700m)

スタートはそれほど早くなかったが内枠も利して4番手追走。道中クビを上げるような場面もあったが折り合って4コーナー付近で2・3番手が失速すると前を捉えに行き他馬と接触するようなところも見られたが先頭に立つと後続を突き放し6馬身差の圧勝、2着と3着は2秒3差の大差が付いた。相手関係で差が付いたといえばそれまでだが逃げ馬が2着に残る展開をこれだけ離して勝ったこともあり相当の器だろう。騎手コメントによるとまだ緩いとのことで上積みも十分か。

 

・ピコチャンブラック(2回福島7日芝2000m)

スピードの違いでハナに立ち直線に入ると騎手が後ろを振り返るようなシーンもありながら7馬身差の楽勝。楽な手応えから最後は流して最速35秒0の上りを掲示して福島芝2000mを押し切ったが1000m通過63秒7のスロー、もっと流れた際やハナを切れなかった場合の不安もあり今回の勝利だけで過大評価は危険か、ゴール後は中々止まらずラチへ軽く接触していたように難しいところが窺えるのも気になるところ。祖母バレークイーン22歳時出産の母による12歳時出産の産駒で一昔前の非ノーザン生産馬ということから父キタサンブラックでどの程度カバーできるか。

 

・キングスコール(1回札幌2日芝1800m)

好スタートから2番手。3コーナー付近でスピードの違いからハナに立つと外から2頭に仕掛けられ一旦ハナを奪われるような場面もあったがコーナーワークでハナを取り返し最後は促された程度で3馬身差の押し切り。勝ち時計は20年G3札幌2歳Sでソダシの1分48秒2を0秒4更新したが連続開催最終日の時計と時計の出る開幕週、2戦目の重賞と初戦となる新馬の違いなど比較は難しいが、そこに価値を求めるのではなく道中競られる厳しい展開を無理せずに突き放し、ラチに頼っていたような感もあるがほぼ真っ直ぐ走れていた点からも相当な素材だろう。パドックで暴れるなど気性に難アリとのコメントも出ているように競られてハナを譲らなかったのはその辺りなのだろうが、レース振りからはさほど難しそうなところも感じさせず成長次第では大きいところでも。

 

・ブラックルビー(2回福島8日芝1800m)

スタートはそれほど速くなく、ややヨレるようなところもあったが3頭並びの大外3番手。そのまま追走し4コーナー付近で先頭に立つと押し切って2馬身差の勝利。多くの馬が荒れたインを嫌ったというのもあるだろうが道中は常に外を通りそのまま押し切っただけに着差以上の強さとも思えるが外に馬を置けないという可能性も、4コーナーで外から一旦並ばれた際におかしな挙動も見せなかったのでその心配もなさそうだが。強いというよりは欠点の少なそうなタイプ、この時期の福島デビューということから今回は相手関係もありそうだが、今後デビューする新潟・札幌組や秋競馬に主場でデビューする組と対戦した際にどうなるか。

 

・母の父部門

(前回)

1位ディープインパクト 25億1531万円

2位キングカメハメハ  22億369万5000円

3位マンハッタンカフェ 15億487万6000円

4位クロフネ      11億7557万3000円

5位シンボリクリスエス 9億3072万8000円

 

(今回)

1位ディープインパクト 26億7873万8000円

2位キングカメハメハ  22億5437万1000円

3位マンハッタンカフェ 15億3434万3000円

4位クロフネ      12億1301万3000円

5位シンボリクリスエス 9億5625万8000円

 

首位ディープインパクトはG3中京記念1着アルナシーム、2着エピファニーでワン・ツー、OPしらかばSゾンニッヒなど8勝。前回から1億6300万ほど加算で獲得賞金26億円突破。総合部門の獲得賞金ランキングと比較するものではないようにも思えますが総合部門首位キズナの25億9692万1000円を先週で母の父ディープインパクトが上回った。

2位キングカメハメハは1勝クラス特別など2勝。

3位マンハッタンカフェは2勝クラス特別2勝。

4位クロフネは1勝クラスなど3勝。獲得賞金12億円突破。

5位シンボリクリスエスは1勝クラスなど3勝。上記ブラックルビーも母の父シンボリクリスエスでアカイイト、ソングライン、ジューンテイクといった重賞勝ち馬と同じくキズナ×シンボリクリスエス配合。

 

・中京記念

父モーリスのアルナシームが勝利、母の父ディープインパクトは1位。

母の父ディープインパクトは北九州記念ピューロマジック以来の本年重賞8勝、通算45勝。

中京記念は初制覇。

中京記念は16年ガリバルディ、18年グレーターロンドンで産駒勝利しており同一重賞父・母の父制覇達成。

2着エピファニーで母の父ディープインパクトのワン・ツー、重賞ワン・ツーはG3葵S1着ピューロマジック、2着ペアポルックス以来

小倉競馬場の重賞は23年小倉サマージャンプ テーオーソクラテス、23年小倉2歳Sアスクワンタイム、24年愛知杯ミッキーゴージャス、24年G3小倉大賞典エピファニー、24年G3北九州記念ピューロマジック、24年G3中京記念アルナシームで出走機会6連勝中(G3プロキオンSには母の父ディープインパクトの出走なし)。