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二世帯住宅で人気の玄関設計を紹介
最近
高校時代の同級生だった
イシカワ君と久々に会った
「家を建てたんだよ」
と彼がスマホで見せてくれたのは
二世帯住宅だった
親世帯と子世帯が
同じ敷地内で暮らすという選択
正直なところ
僕にはまだ縁のない話かもしれないが
家づくりに関わる者として
とても興味深かった
なかでも
印象に残ったのは
玄関の設計だった
彼の家では
玄関を二つに分ける「完全分離型」
とはいっても
ぱっと見は一つの大きな玄関に見える
しかし
中に入ると
左右で全く別の空間につながっていた
「親とは仲がいいけど
やっぱり生活リズムが違うしね」
イシカワ君の言葉には
遠慮と実用性のバランスが感じられた
朝早く出かける親世帯
夜遅く帰る子世帯
玄関が一緒だと
音や照明が気になることもあるらしい
「鍵も別にしてるよ」
彼はそう言いながら
電子錠を見せてくれた
片方は指紋認証
もう片方はカードキー
見た目はすっきりしていて
でも機能はしっかり分かれている
さらに
玄関の外には
共有の宅配ボックスがあった
これだけは
両世帯で共有しているらしい
「再配達の手間を減らせるし
親もネットで買い物するからね」
なるほどと思った
家の中は分けても
宅配やポストのような
日常の一部は共有する
そのバランス感覚が
すごく今っぽいなと思った
「玄関を分けたことで
逆に会話が増えた気がするよ」
それは意外だった
僕の中では
分ける＝距離ができる
そんなイメージがあった
でも
完全に同じ空間で暮らしていた時より
お互いに声をかけ合う時間が
自然にできたという
「こっちから行くね」
「お茶でもどう？」
ほどよい距離感が
心の余裕につながっているのかもしれない
親と暮らす
というテーマは
正直まだ現実感がない
でも
こうして実際の暮らしを見てみると
二世帯住宅には
工夫と配慮の積み重ねがあると感じた
イシカワ君は
設計士と何度も話し合って
この玄関スタイルにたどり着いたそうだ
「最初は共有玄関の予定だったんだけどね
やっぱり生活してみたら
分けてよかったって思うよ」
その言葉が印象的だった
たしかに
玄関は毎日使う場所
家の顔であり
暮らしの出発点でもある
だからこそ
誰とどんなふうに使うかを
最初にしっかり考えることが
とても大事なんだろう
僕もいつか
両親との暮らしを考える日が来るかもしれない
そのときは
イシカワ君の家のように
お互いの暮らしを大事にする設計を
参考にしたいと思った
みなさんは
二世帯住宅の玄関について
どんな考えをお持ちですか
暮らしの工夫や体験があれば
ぜひコメントで教えてください
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