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玄関は別々？共通？成功例を紹介
高校時代の同級生タカハシ君の家に
久しぶりに遊びに行く機会があった
彼は二世帯住宅を建てていて
親世帯と一緒に暮らしている
この家のことで
ちょっと驚いたのが
玄関がひとつだけだったことだ
「玄関って別にしないの？」と聞くと
タカハシ君は笑いながらこう言った
「最初はね
完全分離にしようかと思ったんだけど
いろいろ考えた結果
共通玄関にしたんだ」
共通にした理由を聞いてみると
それは意外とシンプルだった
「そもそも親と不仲じゃないし
日常的に顔を合わせる方が安心するし
何かと助け合えるからね」
たしかにそうだ
特に小さな子どもがいる家庭にとって
おじいちゃんおばあちゃんの存在は大きい
タカハシ家では
保育園の送り迎えも分担しているそうで
忙しい朝もスムーズに動けているらしい
ただし
共通玄関にした分
気をつけたこともあるという
「玄関ホールを広くしたんだ
狭いとストレスになるから」
さらに
シューズクローゼットは二つに分け
世帯ごとの使い分けがされていた
なるほど
玄関は共通でも
プライベートの線引きはちゃんとしている
「あと時間帯の使い方も自然とずれててね
出勤時間も夕食の時間も違うから
実はそんなにバッティングしないんだ」
無理に完全分離にしなくても
ちょっとした工夫で
快適な共生が可能なんだなと感じた
一方で
僕の職場の先輩ミナミさんは
別々の玄関にして正解だったと話していた
「お互いのライフスタイルが
まったく違ったからね」
ミナミさんの親世帯は早寝早起き
自分たちは夜型生活
共通玄関にしていたら
きっとどちらかが気を遣って
疲れていたと思うと話していた
「完全分離にしても
定期的にお茶したり
子どもを預けたりしてるから
距離感もちょうどいいの」
彼女の家では
玄関の位置を敷地の両端に設けて
お互いの生活音が気にならないようにしたそうだ
こうして二つの事例を比べてみると
正解は一つじゃないと実感する
家族の関係性
生活リズム
助け合いたい度合い
それによって
玄関を共通にするか
別々にするかは変わってくる
「たけやんも二世帯考えてるの？」
タカハシ君にそう聞かれたとき
僕は思わず笑ってしまった
「いやまだだけど
親のことも考えると
そういう選択肢も視野に入れたいなと思ってさ」
最近は
家を建てるってことが
自分たちだけの話じゃなくなってきた
親の老後
子どもの成長
いろんなことを見据えたとき
一つの玄関をどう設計するかも
暮らしの満足度に大きく影響するんだと
改めて感じた
みなさんは
玄関をどう設計したいと思いますか？
よかったらコメントで
あなたの考えを教えてください
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