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間取りの落とし穴に注意しよう
先週の土曜日
地元のホームセンターに出かけた帰り
たまたま立ち寄ったモデルハウスで
設計士さんと少し話す機会があった
「間取りって
失敗する人多いんですよ」
そう言われたとき
少しドキッとした
実は今
家づくりの真っ最中で
間取り図もほぼ完成していた
でもその一言が気になって
もう一度
自分の間取りを見直してみることにした
リビングは広めに取った
子ども部屋も二つ
収納もそれなりに多い
パッと見は悪くない
でも設計士さんが言っていたのは
「数字では見えない部分」だった
例えば
玄関からリビングまでの動線
買い物から帰ってきたとき
荷物を運ぶルートが長いと
地味にストレスになるという
我が家のプランでは
玄関からパントリーまで
ドアを三回通る必要がある
これは
たしかに面倒かもしれない
さらに洗面所
朝の支度時間に
家族が重なると
混み合う場所になる
ところが
その洗面所が寝室のすぐ横にあって
音がダイレクトに伝わる設計になっていた
これは盲点だった
あと気になったのが
トイレの位置
リビングから丸見えではないけれど
音はどうだろう
ドアのすぐ横がテレビスペースになっている
設計士さん曰く
「トイレの音問題は
意外と気になる人が多い」とのことだった
こうして振り返ってみると
図面上の広さや設備ばかり見て
暮らしの動き方や音の流れまで
ちゃんと想像していなかったことに気づいた
その夜
妻と間取りについて話した
「どう思う?」と聞くと
「実際に生活したときのこと
もっと考えたほうがいいかもね」と
真剣な顔で答えてくれた
翌日
再度ハウスメーカーに連絡し
担当者と一緒に
動線や音の問題について洗い直した
すると小さな修正で
意外と多くの問題が解消できることがわかった
パントリーへのルートを短くすることで
キッチン動線がスムーズになり
洗面所の壁に吸音材を入れることで
寝室への音漏れも減らせる
リビングとトイレの間には
ちょっとした収納棚を挟んで
視線も音も和らげる工夫をした
ほんの少しの違いでも
毎日の快適さが大きく変わると実感した
間取りの落とし穴は
図面を眺めているだけでは
なかなか気づけない
でも
実際の生活を細かく想像することで
その落とし穴に
足を踏み入れずにすむかもしれない
家は完成してから
簡単には変えられない
だからこそ
今のうちに
しっかりと考え抜く必要があると
心から思った
間取りを決めるとき
皆さんもぜひ
「動き」と「音」に注目してみてください
きっと
後悔しない家づくりに
つながると思います
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