山で暮らすための家の工夫とは

 

 山で暮らすための家の工夫とは

 
みなさんは、「山で暮らす」という言葉に
どんなイメージを持っていますか

僕の友達は、都会の喧騒や人間関係に疲れて
思い切って山の中に移住しました

そのときは少しやけ気味で
「静かな暮らしを楽しむんだ」と意気込んで
中古の家を購入して移り住んだそうです

最初の頃は、自然に囲まれた生活に満足して
朝には鳥の声、夜には満点の星空
そんな生活に癒されていたと聞きました

でも、だんだん現実の厳しさが見えてきたそうで

まずはご近所付き合い
意外と頻繁に近所の人が訪ねてくるらしく
「招かないといけない機会が多い」とのこと

結局、客間をわざわざ用意することに
なったそうですが、これが地味に手間だったと

さらに、野生動物や害虫との戦いも日常茶飯事

たぬきやいたちが庭を荒らしたり
ネズミやムカデ、蛾、コウモリ、蛇まで
家の中に侵入してくることもあったらしく
掃除と対策に追われる日々だったそうです
 
窓やドアの隙間を無くすために
業者を呼ぶこともあったといいます

そのうちに心身ともに疲れてきて
「山暮らしは簡単じゃない」と悟った彼は
地方都市への引っ越しを決意しました

今では街中で落ち着いた生活をしながら
週末だけ山に足を運ぶ暮らしに変えたそうです

彼が最後にこんなことを言っていました
「山へ移住するのは
その土地で暮らしながら仕事をするような
覚悟が必要だよ」と

自然豊かな環境での暮らしは憧れますが
現実は甘くないことも多いんですね

みなさんは、山や自然に囲まれた家での
生活を考えたことがありますか

その地域特有の課題や注意点などがあれば
ぜひコメントで教えてくださいね