- 収まらないインフレ
- 米政府負債の増加
- FRBバランスシート拡大
- 失業率の右肩上がり傾向
- 個人クレジット負債の激増
…等、米経済は懸念だらけ
近々リセッション入りするだろう!
…と主張する有識者が増えてきました。
米市民の生活費節制も限界に近いレベルで、
インフレのまま失業率が跳ね上がる!といった
地獄のような日が迫っているのかもしれません。
失業率↑ ⇒ 需要↓ ⇒ 物価↓ ⇒ ... という
復活へのスパイラルが1巡する迄には最低でも1年…
その間は下落相場が続くことが想定されます。
私は昨年の春頃、
米経済に対するリセッションを懸念して
ポジションの多くを利確/損切しました。
(2023下落相場へ向けた投資戦略)
(投資方針) ※昨年4月3日
あれから1年…
米バイデン政権は景気サイクルに逆らって浮揚策を続け、
リセッションを(無理やりに)先延ばしにしてきました
そんな中、米大統領選挙が今年の11月に行われます。
民主党vs共和党で景気浮揚策を出し合う!
その結果、上昇相場となる!…のが通例ですが、
リセッション懸念が後ろ髪を引いているせいか、
今の相場はイマイチ盛り上がって無い感じです。
景気後退(リセッション)がいつから始まるか?
事前に予想するのは困難であるとされます。
いつ下落に転じてもおかしくない…と
私のように考える投資家もいれば、
全然大丈夫でしょ!と楽観視する投資家もいます。
…とまぁ、
リセッションが必ず来る!的なトーンで
本コラムの前半を書いてきましたが、
「未来は誰にも解らない」のが真理!
「当たるも八卦当たらぬも八卦」的な予想でしかありません。
とは言え、無策で相場に立ち向かうのは無謀なので
プチ投資家なりに準備は進めておこうかなぁ…と
『備えあれば患いなし』ということで。。
では、もし米経済にリセッションが起こったとして、
相場はどのような状況に陥るのか?
ダウ平均で考えてみます。
以下↓くらいは最低でも下落しそうだ…との意見が多いようです。
①下落幅:30~40%
②下落期間:9か月~1年
実数字で言えば、ダウは現在4万ドル弱であるので、
2.8~2.5万ドル辺りにまで落ちてくるということです。
為替もドル円で30円くらい円高へ振れそうで、
130円を割り込むレベルまでの下落が予想されます。
色々な指標やキャリートレード量などを診るに、
上記↑より更にキツい下落を予想する有識者も散見されます。
10%程度の下落後に値頃感からポジションを取ったりすると
痛い目に遭いそうな…そんな相場になりそうです。
#『落ちるナイフは掴むな!』 的な話ですね。。
新NISAから投資を始めたような初心者は、
度肝を抜かれるような下落を経験することになるかも 苦笑
ダウであれば3万ドルを割り込む
ドル円であれば130円台にまで下落する
…までは絶対に手を出さない!
くらいの強い信念が必要だと思います。
どういう戦略で下落相場に立ち向かうのか…
自身のポジションをどう弄るのか…
近日中に第二弾として投稿しようと思っています。