夢を見た。/the pillows『ハイブリッドレインボウ』 | ジョンとマリィのブログ

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お気に入りの音楽など・・・

人生初夢見て泣いた


真夜中に片頭痛が悪化


頭痛薬を飲んで寝たら夢をみた。


家族4人で旅行中、私はお土産購入やトイレなどで単独行動


その間他の家族は観光へ出発し、置いてけぼり


SNSには家族の観光を楽しむ様子


追いかけても追いかけても家族に会えず



夢を見てめちゃくちゃ悲しくなり


寝ながらリアルでも泣いた


泣いてる自分にも気がついたし、ジョン氏に大丈夫か?と言われた


薬のせい?

関係ないですね(・・;)


こんなことあるんですねガーン



ふと、いくえみ綾さんのこの漫画を思い出しましたーおねがい






↑このサイトを見てみたら、片頭痛というよりも緊張型頭痛の痛みに近い感じでしたえーん



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昨日のドライブ中にライブバージョンを聴いて、熱くなった曲♪



『Please Mr.Lostman』の1年後に発表されたアルバム。シングル「ハイブリットレインボウ」を含む全11曲を収録。サロン・ミュージックの吉田仁プロデュース。 (C)RS


the pillows 30th Anniversary
ザ・ピロウズ30周年記念映画『王様になれ』オリジナルサウンドトラックCD

9月13日より全国劇場公開のthe pillows30周年アニバーサリー記念映画『王様になれ』のオリジナルサウンドトラックが発売! 
新録の「ハイブリッド レインボウ(30th version)」の他、劇中使用のthe pillowsの名曲の数々に加え、
豪華アーティストによるthe pillowsカバー、山中さわおによる劇伴を収録! ! 


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ジョン氏とのドライブ中に聴いて、それぞれがこの曲に対する想いで熱くなりました。


特にライブバージョンを聴いていたという事もあったかも



『ハイブリッドレインボウ』はthe pillowsを知った曲



ライブでは終盤に演奏される『ハイブリッドレインボウ』


白っぽい光の照明や、もう少しでライブが終わってしまうという感情、曲が終わった後の残響‥


いろんな情景が思い起こされます



そして曲を聴き始めた頃の自分の状況


あの時はあーだったな、こーだったな


歌詞と結びついて泣けてくる


わたしはまだまだ途中の人間


いつまで経っても井上靖の『あすなろ物語』のあすなろ




「ハイブリッド レインボウ」歌詞

歌:the pillows

作詞:山中さわお

作曲:山中さわお

ほとんど沈んでるみたいな無人島
地球儀にのってない名前もない
昨日は近くまで希望の船が来たけど
僕らを迎えに来たんじゃない

太陽に見惚れて少しこげた
プリズムをはさんで手を振ったけど

Can you feel?
Can you feel that hybrid rainbow?
昨日まで選ばれなかった僕らでも
明日を待ってる

ほとんどしぼんでる僕らの飛行船
地面をスレスレに浮かんでる

呼び方もとまどう色の姿
鳥達に容赦なくつつかれるだろう

Can you feel?
Can you feel that hybrid rainbow?
きっとまだ
限界なんてこんなもんじゃない
こんなんじゃない

Can you feel?
Can you feel that hybrid rainbow?
ここは途中なんだって信じたい
I can feel.
I can you that hybrid rainbow.
昨日まで選ばれなかった僕らでも
明日を待ってる



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青春固有の魂の彷徨、「生きる」ことの悲哀。
人生の六つの場面を、あざやかな印象を残す女性を絡めて描く。


天城山麓の小さな村で、血のつながりのない祖母と二人、土蔵で暮らした少年・鮎太。北国の高校で青春時代を過ごした彼が、長い大学生活を経て新聞記者となり、やがて終戦を迎えるまでの道程を、六人の女性との交流を軸に描く。明日は檜になろうと願いながら、永遠になりえない「あすなろ」の木の説話に託し、何者かになろうと夢を見、もがく人間の運命を活写した作者の自伝的小説。

目次
深い深い雪の中で
寒月がかかれば
漲ろう水の面より
春の狐火
勝敗
星の植民地
井上靖 人と作品 福田宏年
『あすなろ物語』について 亀井勝一郎

本文冒頭より
鮎太と祖母りょうの二人だけの土蔵の中の生活に、冴子という十九歳の少女が突然やって来て、同居するようになったのは、鮎太が十三になった春であった。
冴子という名前は、それまでに祖母の口から度々聞いていたが、鮎太が彼女の姿を見たのは、その時が初めてであった。
鮎太はなんとなく不可(いけ)ないものが、静穏な祖母と自分の二人だけの生活を攪乱しにやって来たような気がした。
(「深い深い雪の中で」)

本書「解説」より
「あすなろ」とは云わば井上氏の人間愛の象徴のようなものだ。「あすなろ」であるところの人間によって、自分という人間もまた育てられて、人間を知ってきたということだ。ここには告白調はすこしもない。しかし今まで述べてきたような意味で、この作品は作者の感受性の劇の告白だと云っても差支えあるまい。幼年、少年、青年、壮年の各時期にわたって、心にうけた様々の人生の屈折を語っているのだ。「思い出す人々」を通じて、心に感受したものを、改めて反芻しているような作品である。
明日は何ものかになろうと努めている多くの「あすなろ」群像を通じて、人間の運命といったものをもこの作品は考えさせてくれる。
――亀井勝一郎(文芸評論家)

井上靖(1907-1991)
旭川市生れ。京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。