オリコン the pillows | ジョンとマリィのブログ

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朝刊をなんとなく見ていて、目に飛び込んだ the pillows 『ムーンダスト』5位‼︎
そう、オリコンアルバムチャート。
水曜日はオリコンの日だった!
アルバムで5位はホントすごい!

the pillows史上最高順位みたいです。
すでに昨日、Yahooニュースの記事にもなってたんですね!

活動の休憩という、バンドの運命が別れる程の紆余曲折があった上で、ロックンロールバンドとしての瞬発力ある素晴らしいアルバムを作り、それが結果的に数字につながるなんて映画みたい。

音楽やロックに対して真摯であり続け、バンドとしての純度を保ちながら活動するって、ビジネスとして音楽をやってるなかで、相反するものもあれば、葛藤もあり、色々難しい事もあると想像します。

その格闘してる姿、時に痛々しくなる程ですが、その姿勢そのものにロックを感じ、引き込まれます。 

インタビュー記事で知ったオルタナやめた宣言、深すぎる!
メンバー間のバンドへの情熱の違いが、実は長年やってきたオルタナに対する思いの違いだった…。
これには、目から鱗でした。相手に求めるばかりではなく、自身やバンド自体を見つめ直す作業も含めての休憩だったのですね。

オルタナとロックンロールの違いがうす~くしかわからない私には、サウンド面ではあまりピンとこないのですが、オルタナサウンドを追及する事より、現場でバンドとしての音作りをやって行く事が、the pillowsにとっての道だという事と理解しました。

それが、第4期の始まりで、揺るぎない末期の始まりなのかな?この、末期という言葉の現実的な寂しさからは、時間という軸が存在する限り逃れられませんが、だからこそムーンダストの花言葉である永遠というキーワードが生きてくるのでしょう。

私自身は、オルタナであろうがロックンロールであろうが、アルバムの発売間隔が何年であろうが、いつでもどこにいてもスタンバイ状態です。the pillowsを聴くのを。
買ってきた新譜のレコードに初めて針を落とす時の、ロックに出会ったばかりの10代のような気分で。

熱ぐるしく語りましたが、自分自身の頭の整理が必要で、忘れない為にもブログに書いちゃいました。
Amazonなどの、熱いレビューに影響されました!的を得たレビューの方々、いつも感嘆してます。

改めて音楽の力、ロックンロールがもたらす力を思い出させてくれたthe pillowsに感謝!
そして、私の中ではもちろん鈴木淳さんも含まれているのです。