中学の時イケテないグループに属していた芸人 | ジョンとマリィのブログ

ジョンとマリィのブログ

お気に入りの音楽など・・・

少し前のテレビのお話です。

昨年12月30日のアメトーク。特に、運動神経悪い芸人を楽しみにしていました。本人たちは、真剣なので笑うのもよくないと思いつつも・・・。お笑い番組なので、爆笑させてもらいました。

そして、ここからが本題。放送から一か月も経つのに、いまだに胸が切なくなるお話。それは、中学の時イケテない芸人紅白という企画。

イケテない芸人の中にも格差?があるようで、サバンナの高橋さんのように連れはいるけどイケテない人もいれば、連れのいなかった人もいて、連れのいない人の休み時間の過ごし方が痛々しかったのです。

ハリセンボンの箕輪はるかさんは、休み時間中、シャープペンの芯を補充しまくることで過ごしていたそうです。オリエンタル・ラジオの中田敦彦さんは、その行動について「ソロであることを悟られたくない心理」と説明し、中田さん自身はとにかく歩き続けて過ごしていたと語りました。常に「移動中」の状態をキープして「ソロであること」が分からないようにしていたようです。また、麒麟の川島明さんは「0.5mmの芯のシャープペンに0.3mmの芯を入れてスーッと出して遊んでいた」と語っていました。

さらに、箕輪はるかさんは、学校のピロティに一人でいることも多く、「ピロティ」というあだ名がついていたらしいです。文化祭の時に、ピロティが展示スペースになってしまって居場所が無くなった為、文化祭の間ずっとトイレにこもって過ごした事もあったそうです。

番組上の脚色もあるかも知れませんが、ここまでくると笑えないというか、胸が締め付けられる思いです。でも、みんなその状況を他人のせいにしていなかったのが良かった。一人で過ごす時間があったことで、きっと他の子とは違った感性があったり、洞察力が磨かれたりしたこともあったかも・・・。みなさん、立派に成長されて、笑い話にできて良かったと心から思いました。

いつもソロでいた訳ではないですが、私も、休み時間が苦手でした。仲のいい子以外とは、上手く話せなかったりもして・・・。自分でもわからなかったのですが、普通の事を普通に楽しめないというか・・・。人とは違うなって感じたり。今思うと、思春期特有のものかもしれませんが、自分の殻から抜け出せない子でした。

そんな、中学時代だったからロックに夢中になったのだと思います。そして、ロックに救われたのでした。

シリアス寄りな中学の時イケテない芸人さんたち・・・。チクチクした過去の胸の痛みを共有してるみたいで、勝手に親近感がわきました。たくましく、芸能界で生き抜いているお三方を見て、励まされます。

小学生の時から、消極的な自分を変えなくてはいけないと、常に自分を追いつめていました。私は、まだ当時の自分を完全に克服はできていないと思います。でも最近、変わらなくてもいいのかな~と思ったりもします。変わることなんて無理だし、必要ないと・・・。この辺りの変化は、the pillowsとの出会いも影響しています。

そして、子供らしい笑顔で毎日過ごしている我が子たち・・・。こんな私が子供を産んで育てられるのか・・・悩んだこともありました。そして、実際子育てでは、壁にぶち当たってばかり。でも、自分の子供時代とは違って、子供たちが子供らしく、明るく成長してくれた。まだまだ、これから心配事は尽きませんが、子供たちの笑顔に救われています。