安倍総理に苦言を呈する元成蹊高教諭と、同姓同名の元学生運動家 | 我が国のかたち

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平成22年の尖閣事件で自虐史観から解放された私。気づけば日本は大変なことになっておりました。

元成蹊高教諭:青柳さん、教え子「安倍君」へ… 授業中、安保問題で「かみつかれた」 「立場違う人、大事に」

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▲「日本の過去と率直に向き合う勇気をもってほしい」と
安倍氏に訴えかける青柳知義さん=東京都千代田区で、青島顕撮影


首相として戦後2人目の再登板となった安倍晋三氏(58)は高校時代、日米安全保障条約に反対する先生に質問をぶつけ、「うろたえ」させたエピソードを著書の中で披露している。その先生は、安倍氏に倫理社会を教えていた青柳知義さん(73)=埼玉県狭山市。「彼が疑問をぶつけてくれたことには拍手を送りたい」と振り返りつつ、教え子にこんな言葉を贈る。「異質の思想や立場の違う人を大事にしてほしい」【青島顕】

安倍氏は06年の著書「美しい国へ」で、成蹊高(東京都武蔵野市)時代、授業中に安保条約破棄の立場から話をした先生に「条約には日米間の経済協力がうたわれているがどう思うか」と質問したところ、その先生は「顔色がサッと変わり、不愉快な顔をして話題を変えた」とつづっている。詳細な理由には触れていないが、「先生のうろたえぶり」は「革新とか反権力を叫ぶ人たちのうさんくささ」を確信する決定的な出来事だったと記載している。

70年安保の年に、安倍氏の入学と同時に同校に赴任した青柳さんは、1年生の安倍氏に週2回、倫理社会を教えていた。「特定の価値観を押しつけることは避けてきました。何かのきっかけで安保に触れ、彼がかみついたのだと思います。論破しては彼を傷つけることにもなるから、いなして済ませたのではないでしょうか」

安倍氏が60年の新安保条約に調印した岸信介元首相の孫だとは当時知らなかった。「メンツをつぶされた気持ちはありません。彼が疑問をぶつけてくれたことには拍手を送りたい」と振り返る。安倍氏は放課後も青柳さんの研究室まで質問に来るまじめな生徒で、礼儀正しかったという。

ただ、青柳さんは、安倍氏が「戦後レジーム(体制)の脱却」を主張し、憲法改正や自衛隊の「国防軍」化を目指す姿勢を心配する。憲法99条が国務大臣の憲法尊重義務を定めていることに触れ「成蹊を出た学生なら、首相が憲法に基づいて職責を果たさなければならないことを常識として知っているはず。日本の近代史を謙虚に学ぶべきです。沖縄の南部戦跡を訪ね、戦争の悲惨さに思いをいたして」と訴えた。そして、こう続けた。「国家が教育を管理したり、人の内面を問題視したりしてはならない。安倍君には健康に留意し、東北の全面復興に取り組んでほしい」

毎日新聞 2012年12月31日 東京朝刊

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青柳
 青柳です。埼玉県の狭山市から来ました。60年安保の頃はデモの渦の端っこにいたりして、その後もべ平連運動の中にもいたことがあります。朝のNHKラジオの6時50分から「今日は何の日」というコーナーがあるんですよね。今日は耳を澄まして聞いていたんですが、60年安保のことについては一言も語ってないんですよ。2~3年前までは、60年安保のことも、樺美智子さんの死のことも、話したことが聞いたことがあったんですが、(会場から「今日やっていましたよ」との声)・・。今日やっていた?。あっ、じゃあ、聞き違いです、すいません。それはよかった、ホッとしました。会長が替わったんで、NHKはそこまで統制したかなと怖れていたんですが・・。安倍内閣が倒れて、この1年ある程度精神衛生がいいんですね。ちょっとですけど。それが最大の罪を犯したこと、許せないことは、教育基本法を「改正」したことですね。これが教育現場にどれほど大きな悪影響を及ぼしてくるかということを怖れているんです。相手は、長い時間をかけて国民を作り替えていくということを狙っているわけで、一時的に新聞の世論調査なんかで、護憲派とか、憲法九条改悪反対とかの勢力が大きくなったとしても、次の次の世代をねらって、教育現場を若い世代から締め上げてくる、頭の中を改造してくるということに、注目しておく必要があるんじゃないかと思うんですね。私にとって、ここに来る意味というのは、私自身がどこまでブレているか、あるいは流されてしまっているかを、再点検するという意味合いでみなさまの話を、貴重な話しを伺っております。年をとると守りの生活、姿勢が多くなるんですが、ささやかなことでやっていることは、親がもうだいぶ高齢で、88歳で、ちょっと認知症も始まっているんで、どうしても郷里に帰って介護の一端を担わなくてはならないってことで、月一回、一週間から十日くらい、新潟県の長岡、田中角栄の旧地盤だったところで、越山会の強いところです、ここに帰って、そこに私の仲間達がいるんですね。そういう生活をしている内に、ただ酒を飲んで世間話をしているだけじゃつまらないということで、ちょっと呼びかけたんです、憲法自身を呼んでみないかと。そして乗り気になった者が4~5人出てきて、そして昨年一年間かけて、日本国憲法全文1条から最後まで読みました。そしていろいろな議論をして、そしたら友人が英文のものもあるよということで、こんどはそれに挑戦してみようということになって、いまみんなで四苦八苦しながら、単語をひいて読んでいます。内閣・・・あのー、長くなるので、これで失礼します。 
誰でも入れる反戦・平和の会です 2008.6.15集会  続き その3


青柳知義
埼玉県の狭山市からきました青柳です。6.15が近づくとどうも落ち着かないです。というのは亡くなった樺さんはじめ、私の友人達が捕まって傷ついたりしたことが、目の前に浮かんできて、今日も他に用があったんですが、やはり行こうということで来ました。そして、まああの一年間を振り返ってみて、みなさんのお話を伺いながら、自分がどういうふうにズレているのか、ズレていないのか、ということを確認して帰る日にしています。言いたいことはたくさんあるんですけれども、時間がせまっていますので一言いいますと、先ほど岩垂さんが指摘された問題は、非常に重要な問題で、私も全くその通りだと思っています。どうしたら小さなグループが横に繋がって大きなうねりを作り出すことが出来るのか、何か良い方法があったらなあといつも考えているんですが、なかなか見つかりません。そこで憲法を、投票法が目の前に迫っているという訳ですけれども、それを先延ばしにするか、あるいは阻止するかというのは、やはり次期の衆議院選挙というのが大きく意味を持ってくるんじゃないかというふうに思います。改憲派の議員を徹底的に落とすと、そして政権の交代をなんとかやれば、やるようにしたら少しは状況が変わるんじゃないかと思っています。じゃあ、お前は何をするのかと問いかけられたら、大したことは出来ませんけれども、頑張っていきたいと思います。以上です。
誰でも入れる反戦・平和の会です 2009年6.15集会の記録ーその2


=埼玉県狭山市から来られた青柳知義さん語録=

■60年安保の頃はデモの渦の端っこにいたりして

■べ平連運動の中にもいたことがあります

■樺美智子さんの死のこと

■NHKはそこまで統制したかなと怖れていた

■安倍内閣が倒れて、この1年ある程度精神衛生がいいんですね

■最大の罪を犯したこと、許せないことは、教育基本法を「改正」したことですね

■相手は、長い時間をかけて国民を作り替えていくということを狙っているわけ

■護憲派とか、憲法九条改悪反対とかの勢力が大きくなったとしても、次の次の世代をねらって、教育現場を若い世代から締め上げてくる、頭の中を改造してくるということ

■亡くなった樺さんはじめ、私の友人達が捕まって傷ついたりしたこと

改憲派の議員を徹底的に落とすと、そして政権の交代をなんとかやれば、やるようにしたら少しは状況が変わるんじゃないかと思っています




さて、毎日の記事にでてきた青柳知義さん(73)=埼玉県狭山市と、
「誰でも入れる反戦・平和の会です」に参加された
埼玉県狭山市から来られた青柳知義さんは同一人物なのであろうか。

偶然の一致であれば、この「誰でも入れる反戦・平和の会です」の記事は
「特定の価値観を押しつけることは避けて」こられ、
「論破しては彼を傷つけることにもなる」という思いやりにあふれた
青柳知義先生にはいい迷惑な話であり、大変お気の毒な記事である。

だが、同一人物であるとすれば・・・

別にこーゆー先生が記事になるのも、こーゆー内容で掲載されるのも構わない。
ただ、「異質の思想や立場の違う人」を軸に記事を展開するのであれば、
こーゆー先生がどーゆー学生時代を送り、教職についてからどーゆー会に参加し、
どーゆー発言をしていたのかも伝えるべきである。
そーであればワシは特に文句は言わない。

この記事だけ読んだ人は「安倍は日銀の白川を恩師であるエール大の浜田を使って糾弾したが、安倍自身が恩師の教えを聞いていないではないか」と短絡的に思うし、安倍総理が「日本の近代史を謙虚に学」んでいない人という印象を与えるだけだ。
まぁ、それが目的なんだろうけども。

こーゆー人をワザワザ引っ張りだす毎日の卓越したセンス。
結果ありきの目的記事には相変わらず驚かされる。

ついでに言うと、ここまで「異質の思想や立場の違う人を大事に」するのは
安倍総理でなくとも難しいと思う。

あくまでも、同一人物であるとすればですけどね。

でもね。

朝夕刊合わせて450万部を誇り、
TV・ラジオ放送局を有し
「報道に近道はない」という
質実剛健な言葉をスローガンに掲げる毎日新聞さんならば
この2人が同一人物なのかどーかは当然知ってると思いますけど。

まぁ「かみつかれた」って書いてる段階でワシは毎日新聞の悪意を強く感じるがね。

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