自ら情報を集めなければこんな人間になってしまうのだ。 | 我が国のかたち

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平成22年の尖閣事件で自虐史観から解放された私。気づけば日本は大変なことになっておりました。

12日午後4時半、安倍氏は福岡市・天神で拳を振り上げた。聴衆は約4千人(主催者発表)。一角では反原発団体が「原発いらない」と気勢を上げたが、安倍氏は「選挙妨害している人たちもいますが、われわれは民主主義を守る」と一蹴した。
産経ニュース 2012/12/12
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反原発の人間が安倍総裁の演説中に野次を飛ばしている。
この期間での野次は選挙妨害に当たり、公職選挙法に触れると思うのだが、
恐らくそんなもんは彼らには関係ないのであろう。

この動画で、コイツラが訴えているのは
自民党の新憲法草案に基本的人権の項目が削除されていること。
で、削除されているわけだからこれは徴兵制に向かう。
で、戦争が始まるという理屈である。

この理屈が事実に即したものかどうかなぞ、調べればわかる。

確かに自民党の憲法草案では
97条の
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」が削除されているが、

これは自民党の憲法草案11条にキチンと明記されている。

「第十一条国民はすべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる」

さらに、現行11条では「基本的人権を享有する」とあるが、自民案の11条では「基本的人権の享有を妨げられない」と変更されている。

要は現行の11条、97条の重複を避け、なおかつ「基本的人権」についてより強固にしたものであり、基本的人権を削除したものではない。

あえて、反原発野郎や、人権屋が言っているコトを認めるならば「97条を削除した」ということくらいである。

もう一点は徴兵制

発端はこれ。
以下の2010年のニュースをさも現在のことにように騒ぎ出したのが発端。
この件に関してツィートを行ったものがいたが、多くの人から「それソース古いぞ」というツッコミが入った。収まりがつかなかったのかどーかは知らんが「こーゆーことを言い出す自体危険なんだ」的な論調でこの件は拡散されていった。

だが、この件自体、同日中に大島議員が明確に否定しているのだ。
ココらへんをガン無視し、徴兵制は勝手に独り歩きしている。

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自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ

自民党憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔前政調会長)は4日の会合で、徴兵制導入の検討を示唆するなど保守色を強く打ち出した論点を公表した。これを基に議論を進め、05年に策定した改憲草案に修正を加えて、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が施行される5月までの成案取りまとめを目指す。

参院選を視野に、離反した保守層を呼び戻す狙いとみられる。ただ05年草案も徴兵制には踏み込んでおらず、「右派」色を強めたと受け取られる可能性もある。今後党内外で論議を呼ぶのは必至だ。

大島理森幹事長は4日夜に「論点は他の民主主義国家の現状を整理したにすぎない。わが党が徴兵制を検討することはない」と火消しを図るコメントを発表した。

論点では「国民の義務」の項目で、ドイツなどで憲法に国民の兵役義務が定められていると指摘した上で「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係について、さらに詰めた検討を行う必要がある」と記述。

47ニュース 2010/03/04 20:49

“徴兵制検討”との一部報道について 大島理森幹事長コメント
平成22年3月4日
自由民主党

本日の憲法改正推進本部で、わが党が徴兵制導入の検討を打ち出したかのような一部報道があるが、事実関係について誤認がある。論点整理は、あくまでも他の民主主義国家の現状を整理したものにすぎない。いずれにしても、わが党が徴兵制を検討することはない。

http://www.jimin.jp/activity/discourse/098612.html

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で、この「徴兵制」について「自民=戦争好き」の輩は、
自民の改憲案を引き合いにだし、自己都合的論が炸裂している。

現行18条
「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない」

自民改憲18条
「何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。」

「奴隷的拘束」がはずされたことが「徴兵制」に繋がるのだそうだ。
要は「奴隷的拘束」=「徴兵制」ということらしい。

だが、自民改憲18条2項にはこの項目がある。
「(2)何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない」

「とにかく自民は徴兵制」信者にはこれでも
「解釈次第では徴兵制だ」だの「奴隷的拘束と身体的拘束は違う。奴隷的拘束は徴兵制への布石」だの言っているが、
そんな解釈論を言っていたら現行憲法でも徴兵制は可能だ。

「いや!現行憲法では徴兵制は禁止されている」と言う輩もいるが、
現行憲法に「意に反する苦役」という言葉があるから禁止されているのだ。
これは自民の改憲案にも明記されている。

ここで何を言おうと「とにかく自民は徴兵制」信者には通用しないであろう。
実際、どーゆー憲法になろうと解釈次第で何とでも判断できる。

ただ、ハッキリ言っておくが「徴兵制」は全て
「(こーなるはず的)推測」
だろ。

一番重要なのは、この改憲案を出した党自身のコメントではないか?
自民党自身が「徴兵制を検討することはない」と言っているのだから、これほど確かなものはない。

こーいった「(こーなるはず的)推測」でしかないものを
「自民党が政権を獲ったら徴兵制」と断言している人間はデマを流していると言って良い。

今現在でもこーゆー感じでソースの日付確認もせずツィートしているのだ。
併記しているurlにも「201003」とあるのに全く気づかない。
我が国のかたち


「とにかく自民は徴兵制」信者には何を言っても無駄だが、
このデマを調べることなく信じる人間は、
徴兵制があろうが、なかろうが人生において「瑣末な事柄」で簡単に騙される。

「徴兵制」どーこーと騒ぐ前にオノレの脳みそを鍛えた方が良い。



そーゆー見本のような政治家が以下のおばさんである。
甘やかされ、勉強することも、情報収集することも、分析・検討することもなく、
本人の思い込みのみが全てという姿勢で生きていればこーなる。

冒頭動画の輩と同じである。



ちなみに上記動画でも語ってる妄言を街頭演説で叫んだおばさんは聴衆から嘲笑された。

■野田首相応援も真紀子文科相に猛吹雪…新潟5区

「(自民党の)安倍(晋三総裁)さんは岸(信介元首相)さんのお孫さんだから戦争をやってみたくてしょうがないのよ! そんな自民党がいいと思う人がいたら手を挙げてください」。

すると「ハイ!」「ハイ!」と次々と手が挙がり、街宣車上から「どうしてよ!」と絶叫した。

2012年12月9日スポーツ報知

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似たような人間は文化人と呼ばれる人種にも多々存在し、
その文化人に影響される人種も同様に多々存在する。

以下の記事にある湯川れい子に至っては正気の沙汰ではない。
また、大谷の発言などは「選挙妨害」以外のナニモノでもない。

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安倍晋三の国防軍公約にドン引き女性多数「国出るの声も」

「尖閣問題では、日本政府に弱腰なところにイライラしたけれど、テレビとかで安倍さんの『国防軍』『万が一、交戦状態になっても』という発言まで聞くと、なんかひいちゃいます。正直、怖いと思いました」(47・主婦)

いよいよ選挙モードに突入した街中で、こんな女性の声が聞こえてきた。その発端となったのが、安倍晋三自民党総裁が公約に掲げた『国防軍を設置』だ。平和主義を残す形で憲法を改正し、自衛隊を国防軍と位置づけ、人員や装備、予算を拡充していくというものだ。自衛隊が国防軍になったら何が変わるのか。

ジャーナリストの大谷昭宏さんは次のように話す。

「戦争をしない、軍隊を持たないという憲法9条を改正しなければなりません。つまり日本が戦争できる国になってしまうということです」


また、元参議院議員の田嶋陽子さんは、”強い日本”を中国や韓国に見せつけることが必ずしもいい結果を招くとは限らないと語る。

「向こうが軍を出せば、こっちも軍をというのは、あまりにも短絡的。安倍さんは『強い国』とは軍を持つことだと考えているようですけど、軍を持てば中国や韓国との緊張が、いたずらに高まるだけです」

国防軍ができると心配になってくるのが徴兵制度だが、大谷さんは「当然、そうなります」と話す。

音楽評論家の湯川れい子さんは、徴兵制度はとても受け入れられるものではないと憂いでいる。

「今、福島には16万人も放射能で家に帰れない人がいるんです。そんな生活を強いられている子どもたちが、さらに将来、徴兵の心配をしなければならないなんて情けないです。やられたらやり返す、武装して日本を守る……。そんなことを子どもに教えていいのでしょうか。日本経済が力を持っていたときは威張っていて、力が衰えて落ち目になると、そんな言葉が男性の本能をくすぐるのでしょうが、女性にはとても受け入れられる話ではありません。国防軍が設置されるようなことがあったら、孫を連れて日本を捨てることも考えます」


確かに今、思わず飛びつきたくなるような”強い言葉”が求められているのかもしれない。でもその先、家族に降りかかる危険を、しっかり見極めなければ——―。


2012/12/10 女性自身

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「国防軍が設置されるようなことがあったら、孫を連れて日本を捨てることも考えます」

即刻日本から
出ていけば良いと思う。

こーゆー文化人が大好きな欧米で軍隊の無い国なぞ無い。
仮に持ってなくとも周辺国の保護国となっており、完全に軍隊の無い国なぞない。

どーしても軍隊の無い国にいきたいのであれば無名の小さな国、小島レベルの国にでも行けば良いのだ。
だが、んな国に行ったところで日本という国で優雅に生きてきた人種が耐えられるワケがない。

そもそも、軍隊のある国に行って
「徴兵の心配をしなければならないなんて情けないです。やられたらやり返す、武装して日本を守る……。そんなことを子どもに教えていいのでしょうか。日本経済が力を持っていたときは威張っていて、力が衰えて落ち目になると、そんな言葉が男性の本能をくすぐるのでしょうが、女性にはとても受け入れられる話ではありません。国防軍が設置されるようなことがあったら、孫を連れて日本を捨てることも考えます」
なぞと発言すればこーゆーババーこそドン引きされるはずだ。

だいたい「孫を連れて日本を捨てる」と言ってる段階で自分本位満載である。
その子の意志は?その子を生んだ嫁は?旦那は?
何が「福島には16万人も放射能で家に帰れない人がいるんです。」だ!
本気でそんなコトを言ってんだったら「孫を連れて日本を捨てる」なぞ言えるワケが無い。
言うだけ言って「自分は大好きな孫と海外生活」が本音ではないか。
その程度の人間が、偉そうに政治や原発問題を語るなと言いたい。

日本から出ていけば世界の基準というものが分かるであろう。
マジで出ていけば良い。
当然1人で出てけ。

専門的知識なぞ必要のない事柄を一切調べることもせず、
自己都合的身勝手な正義感に燃える人間ほど醜悪で悪質だ。

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