自民党は２３日の衆院予算委員会の外交・安全保障に関する集中審議で、香港の活動家らの尖閣諸島（沖縄県石垣市）への上陸や、竹島（島根県）の領有権問題を取り上げ、政府の対応を追及した。今月末にも提出を予定している首相問責決議案を見据え、政権を揺さぶる材料とする狙いがある。ただし、世論を刺激しやすい領土問題を「政局優先」であおることには、他の野党からも疑問の声が上がっている。
「民主党政権に周辺諸国はやりたい放題だ」
自民党の下村博文元官房副長官は、北方領土や尖閣、竹島問題などを例示しながら、政府の対応を批判。「早く信を問うべきだ」と首相に早期解散を要求した。石破茂元防衛相も尖閣問題について「もっと強い対応をとらないと今後いくらでも来る」と指摘した。
自民党の野田政権への協力は１０日の消費増税法案成立までで、その後は、ひたすら解散を求める強硬姿勢に転じた。１０日の韓国の李明博大統領の竹島上陸を皮切りに相次いだ領土問題で自民党は、「野田政権は日本の主権と領土を守る能力が著しく欠如している」（谷垣禎一総裁）と指摘。政権担当能力が欠如していると印象づける、「好機」と位置づけている。
谷垣氏は２３日の記者会見でも、領土問題も「一つの材料だ」と問責決議案の理由になると強調した上で「そろそろ伝家の宝刀を研いでいくことも必要だ」と詰めの作業を急ぐ考えを示した。
もっとも、長年の自民党政権でも領土問題は進展しなかった。小泉内閣で０４年３月に尖閣諸島に中国人活動家が上陸した際には、今回の対応と同様、送検せずに強制送還した。
このため下村氏も予算委で「自民党もその時々のトラブルを恐れて誠実に対応してこなかった」と釈明せざるを得ず、首相からは「自民党政権の反省を踏まえた発言は共感する」と返された。首相は「橋本龍太郎首相の時から自民党は、日韓首脳会談で竹島問題の議論をしていない。領土・領海で私たちの脇が甘いというのは違う」とも反論した。
公明党の赤松正雄外交安全保障調査会長は２３日、毎日新聞の取材に「衆院解散に追い込むために対決姿勢を見せているのだろうが、冷静になるべきだ。領土や外交問題を政局に絡めるべきではない」と自民党の姿勢に懸念を示した。
共産党の志位和夫委員長も同日の記者会見で尖閣問題に関し、「自民党政権があいまいにし続けてきた結果、さまざまな問題が生まれていることをきちんと反省すべきだ」と批判した。【坂口裕彦、飼手勇介】
毎日新聞 2012年08月23日 22時09分
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韓国が首相の親書を叩き返したという
国家の威厳に関わる前代未聞の非礼を行なっているにも関わらずこの記事である。
今日の国会での石破議員、下村議員の質疑を見れば
「もっとも、長年の自民党政権でも領土問題は進展しなかった。小泉内閣で０４年３月に尖閣諸島に中国人活動家が上陸した際には、今回の対応と同様、送検せずに強制送還した。」という記事、
及び「このため下村氏も予算委で『自民党もその時々のトラブルを恐れて誠実に対応してこなかった』と釈明せざるを得ず」がいかに悪意に満ち溢れ、偏向してる記事であるかが分かる。
しかし、読めば読むほど悪意に満ちた記事である。
谷垣総裁について書いている箇所なぞ、映画やドラマにでてくる巨悪政治家そのものである。
だが、今回の記事で私は毎日への文句を書きたいのではない。
どんな時でも自民を非難するマスコミに対して考えてみたいのである。
私は常々「マスコミが横一列で同じ事を書くのは異常である」と書いている。
マスコミと言うのは言論人の集団である。
言論を以て商売している人間の思考が全て同じというのは常識的に考えて
ありえないコトなのである。
例えば、家族で外食をしようとする。
それぞれにどこへ行きたいかを聞けば各者各様の希望が出るはずである。
同じ家に住み、気心も知れ、血まで繋がっている家族でさえ意見は別れるのである。
意見というのは話し合いや、交渉することで一致していくものである。
ところが、マスコミ各社が自民のことを報道する際は、
常に皆横一列で非難の嵐である。
思い出していただきたい。
マスコミの横一列・主観全力の記事にまともなものがあったであろうか？
「韓流ブームが止まらない！」
「日本は韓国経済を見習え！」
「韓国経済は日本を抜く！」
「消費増税をしなければ社会保障を支え切れず破綻する！」
「TPPに参加しなければ日本は世界の孤児になる！」
「河村市長の南京発言は非常識！」
「オスプレイは落ちる・危険だ！」
「ネットやツイッターで集まった市民が参加したデモ」
「領土問題は冷静に、双方の国益を考えて」
これらはごく一部を除いて、ほぼ全てのマスコミが報道してきたことである。
こーゆーオノレに都合の良いことを横一列でバラ撒くマスコミが
いついかなる時でも自民を非難しているでのある。
こーなってくると、私はこー考えてしまう。
「マスコミにとって自民が政権を取るのはマズイのだ」と。
こう書くと、「麻生が広告税を導入しようとしたからだ！」と言う方もおられよう。
確かにそれもあるだろう。
だが、マスコミの自民批判は麻生さんの時に始まったものではない。
私がノンポリであり、左巻き全開の頃からマスコミは自民を非難していたのだ。
なぜなら私自身「自民は利権集団・巨悪ゴロゴロ・土建屋集団・悪人の巣窟」と思っていたからである。
当時はネットも身近ではなく、TV・マスコミしか情報源がなかったのだから、
間違いないことである。
断っておくが、私は世に言う自民信者では無い。
自民にはどーしよーもないクズ議員も多々いる。
韓国ベッタリの議員もいる。
中国ベッタリの議員もいる。
ドを過ぎた親米の議員もいる。
人権を叫ぶ議員もいる。
だが、私はそれでも「自民には人材が多い、支持する議員が多い」という理由で自民に期待をかけているのである。
支持する自民の議員が中心となり、自民内のクズ議員を叩きだし保守再編をして欲しい。
こーゆー理由で自民党を支持しているのである。
なので、盲目的に自民非難の記事を怒っているのではないし、
盲目的に自民最高！と思っているわけではない。
言いたいのは
ここまでマスコミが一致団結して自民を非難し続けるのは
「マスコミにとって自民・保守系議員が政権を取るのは、私が想像している以上に途方も無くマズイこと」
なのではないかということである。
無論、左翼や在日、朝鮮、支那の繋がりもあるだろうが、
その繋がりを以てしても、自らが潰されてしまう何かがあるのではなかろうかと。
そー考えると小沢・鳩山・舛添・渡辺等の自民からの脱党・離党を後押ししたり、
何の実績もない第三極をゴリ押したり、自民も民主も同じと言ったりする報道が
何を意味しているのかが見えてくる。
ずっと書いていてるが、日本をダメにしている元凶の１つがマスコミである。
そのマスコミが心底嫌うのが自民党である。
実際、どんな時でも自民を非難するマスコミの姿勢は狂信的だと思う。
マスコミが嫌うコトは、日本にとって良いコトだと私は思う。
前述したように自民には負の部分も多々ある。
だが、自民の負とマスコミの負を比較すれば、どちらの負の方がデカイかは
考えるまでもないのではなかろうか。
まぁ、今回の考えは特に根拠となるソースがあるわけでもないし、
決定的な証拠もない。全て私の推論である。
ただ、こーゆー考え方もあると頭の隅にでも入れておいていただければと思い書いた。
「自民も民主も同じ」「現在の政治不振を作ったのは自民」「既成政党の消滅」とか言ってる人には特に伝えたい考えでもある。
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