老舗の安定感 | Looney Tunes and Merry Melodies

Looney Tunes and Merry Melodies

アンダーグラウンド低音職人の音楽バカ日記です

LL Cool Jの新作がリリースされたので買ってみた。

$Looney Tunes and Merry Melodies-Authentic

以前のエントリーにも書いた通り
Eddie Van Halenがゲスト参加しているから購入した
というのが大きいけど
よくよく聞いていると他のゲストもかなり豪華!

Earth Wind & Fire、にスヌープ・ドッグ
ブーツィー・コリンズ、チャック・D
トム・モレロ、などなど他にも多数参加しています。
Hip Hopのアルバムといえば客演、つまりフィーチャリング
とされる部分が占める割合というのはデカいけど
よくもまぁコレだけ豪華な顔ぶれとの共演を実現させたものだ
という面でもHip Hop界の大御所である所を痛感したような気がする。

日本ではミドルスクールと言われている時期の
Hip Hopを牽引していた大御所であるからね。
(実際オールドスクールになるのかな?)

最近は俳優業に勤しんでいたようだけど
5年振りとなるアルバムで、
帯にも堂々たる大復活!とあるので
やはりそれ相応に豪華な作品にしたかった
という思いも強かったのか?なんて思ってしまいます。

一番楽しみにしていた
エディの参加している曲は
2曲目のNot Leaving You Tonightと
本編ラストにあたる12曲目We're The Greatest
の2曲になるんだけど。
どちらとも聞けばすぐにエディだと解るサウンド。
Not Leaving You Tonightでは短めなソロを
効果的にフィーチャーしているけど
We're The Greatestでは全編に渡って弾きまくってます!



この曲を初め、3曲でドラムを叩いている
トラヴィス・バーカーはBlink 182のドラマーなんだけど
この人はかなりHip Hop畑での客演も多い人です。
トラヴィスが参加している他の2曲は
7曲目のBartender Please(スヌープとブーツィーも参加)と
8曲目のWhaddup(チャック・D、トム・モレロ、Z-Tripも参加)
という感じなんだけど
この人のドラムも聞けばすぐに解る特徴的な感じではある。
Bartender Pleaseはブーツィーの濃さに持って行かれていた感もあるけど
Whaddupでは、あれ?コレもエディ弾いているの?
などと一瞬思ってしまう感じがしたんだけど
トム・モレロが弾いているのを確認して納得した。
エディの後に出て来た
革新的なギターの奏法をたくさん披露した人物であるしね。

やはり一流のアーティスト、ミュージシャンは
一聴してすぐに解るポイントというのをしっかり持っているなって痛感。

先にHipHopはフィーチャリング云々と書いたけど
そのアーティストの特性をしっかり活かした使い方ができているか
というのがポイントだと思っている。
特に今回のような感じだとややロック寄りなアプローチ
というのもあるからそういう面でのトラック作りは
サスガ!と言いたくなるような感じではある。
90年代以降の音楽があったからこそ
こういうHip Hopのレコードが完成したというのも大きいだろう。
今タイトルを挙げた曲もモチロン気に入ったけど
このアルバムの中で一番のお気に入りは



実はこの曲だったりしています。
この曲でEarth WInd & Fireがフィーチャーされてます。
このSomething About Youと先に書いたBartender Pleaseの2曲の
ファンク色満載な感じが好きだなぁ。

そんな感じでとても豪華で
ベテランの意地、というか安心感
そういう雰囲気を感じる事が出来た好盤でした。
Hip Hopとかあんまり興味ないというリスナーも
聞いてみると面白いかと思うし
耳にする良いチャンスではないかと思いますよ。


気がつけばもう5月なんですね~。
ライヴまでもうすぐです!



TOKYO-VH LIVE
2013年5月3日(金・祝日
四谷OUTBREAK

OPEN 17:30/START 18:15
Ticket 前売り¥¥2000/当日¥2500

WITH
惑星改革(as Iron Maiden)
すうとラリパー(as STRYPER)


Tokyo-VHは3バンド中
3番目20:25~の予定です。




TOKYO-VH OFFICIAL WEBSITE