THE WORLD IS YOURS
やはり景気良く勢いをつけていきたいからね！
以前も書いたとおり全10曲収録。
一発目の「Born To Lose」からやられます！
ミッキー・ディーのツーバスが最高です！
続く2曲目はすでに去年のヨーロッパツアーでもお披露目されている
「I Know How To Die」
以前もライヴの模様のYouTubeを貼ったけど
この曲はリフがとてもカッコイイ爆走ロックンロールって感じです！
3曲目はリードトラックとしてビデオも作られたコチラ
♪Get Back In Line
ミッキー・ディーのドラムによるイントロが燃える！
この曲も最新のツアーでも演奏されているね！
確かドラムソロの後にそのままなだれ込んで行く感じじゃなかったかな。
そしてアルバムはDevil's In My Headと続き
その後5曲目は「Rock'N'Roll Music」
定番的なタイトルであるこの曲では
レミーの力強いロックンロール宣言！といった歌詞がたまらない！
「Rock'N'Roll is only Religion」
「Do It 'til The Day I Die」
このような歌詞がサビには含まれている！
ロックンロールこそが信じるべき宗教
俺は死ぬまでやり続ける
といったところだろうか。
カッコイイじゃないか！
曲調もタイトルが示す通りのロックンロール！
そしてアナログLPならここでA面が終わるのかな？
6曲目にはちょっとへヴィなイントロが印象的な
「Waiting For The Snake」
そしてその次の「Brotherhood Of Man」
コレがこのアルバムの中で一番へヴィな曲だと思う。
1986年の作品Orgasmatronを思わせるようなへヴィ感と言えば
ファンの方にはわかりやすいかな。
終盤にはレミーのベースソロも堪能できる。
しかしギターの音と聴きちがえるような
レミーのベースサウンドはスゲェね！
そのままなだれ込むように
これまたミッキーのツーバスが炸裂する「Outlaw」
コーラス部分が覚えやすくてライヴで燃えそうな曲だ！
爆音、暴走、極悪と言った言葉が良く似合うMOTORHEADだけど
この様な親しみやすいメロディーが
シッカリと盛り込まれている所が最高なんだよね！
そしていよいよ終盤
ファストナンバーの「I Know What You Need」
疾走感あふれる曲でライヴとかでやられた日には
否が応でも燃える事間違いなしな感じだ！！
アルバムのラストは「Bye Bye Bitch Bye Bye」
この曲も気持ちのいいロックンロールだ！
タイトルもとてもカッコイイ！
という感じであっという間に終わってしまう全10曲。
リピートしまくってしまうカッコイイアルバムだ！
ここ最近の2作、Kiss Of Death、Motorizerも凄くイイアルバムだったけど
それらを余裕で超えるような最高な作品を作ってしまった感じだね！
以前とあるミュージシャンのインタビューで、
MOTORHEADのこの所のアルバムは
リリースしてもツアーをやるための知らせみたいなもんで
新作からの曲も演奏しないし、結局は昔の曲ばかり演奏してしまう…
みたいな発言をしているのを読んだ事があるけど
このアルバムはそんな事は感じさせない、
全曲ライヴで聴きたい！って思わせるような楽曲ばかりだ。
確かにキャリアの長いバンドはいろいろやらなくてはならない曲も
たくさん増えてくるワケだし、仕方ない話ではあると思うけど。
アルバムリリース前はこの作品から2曲選曲されていたと思うけど
リリース後にセットリストを組み直したりするのか気になる所です。
恐らく俺が読んだインタビューで語っていたミュージシャンは
最近のアルバムの出来に満足していなかったんだろうけど
このアルバムを聴けば、大変失礼しました！って感じになる事だろう（笑）
去年の12月24日で65歳になったレミー
『老いてなおお盛ん』、という感じが良く似合う作品です。
去年のLOUD PARKでもまだまだ行けるぜ！ってくらいのライヴを見せてくれたし
これからも爆走し続けてくれるだろう！って思わせてくれます。
いわゆる過去の名作達に負けないくらいのアルバムだと思います！！
このアルバムをリリースしての来日公演が本当に楽しみです！
今度はフェスじゃなくて、たっぷり堪能できる
単独来日を期待したいな！
今月の末にはDVD付きの仕様のがまた届く予定なので
そちらも楽しみだ！
去年末に手に入れたアルバムだけど
ワールドワイドリリースは今年だし
早くも今年の私的最高傑作にランクインさせたい一枚だね！
♪Rock'N'Roll Music